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あなたが相手を怒らせてしまったら、どうする?

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
何で相手が怒っているのか、腑に落ちない時もあるでしょう。

相手の勘違いや自分に非がないと思える時に、平身低頭で「ごめんなさい」と伝えても、浮ついた謝罪の言葉に聞こえます。
そういう場合には、相手の状態に対して謝るという姿勢を示しましょう。

たとえば「そんなに怒らせてごめんなさい」
「気分を害させて、ごめんなさい」
「嫌な思いをさせて、ごめんなさい」など。
 いわば「思いを察するごめんなさい」を伝えます。

そのうえで、なぜそんなに嫌な思いをさせたのか、迷惑をかけたのか。相手の言い分を聞いてあげましょう。

親しい間柄ならば「私、何かした?」
「気に障ること、しちゃたんだよね?」

仕事に関わる方ならば
「恐れ入りますが、詳しく教えていただけませんか?」
「(怒っている)理由を、お聞かせいただけませんでしょうか?」と。相手の思いを、とことん吐き出させましょう。

その際、話の腰を折るのは厳禁です。
会話の途中に「ちょっと待ってください。それは誤解です」
「要は、あなたの勘違いなんですよ」
「●●さん、ありえないです」などと、口を挟むのは火に油を注ぐようなものですから、慎みましょう。

自分に非がないことで怒られるのは、誰しも嫌なものですが、それでは怒りが再燃しかねません。「まともに話を聴かない人」「自分勝手な人」という印象を植え付けては、損ですから、吐き出させるのです。

その上で「真意は違うのです、聴いてもらえますか?」
「実は、事情があって……」といえば、相手も聞く耳を持ち、怒りの矛先も収まり良好な人間関係が構築できます。

しかし現実は、怒られているという状況から逃げることを考え「ごめんなさい」と伝えるものの、相手の言い分を聞こうとしない人が多いのです。

そういう姿勢は、「でも私は悪くない」「誤解をするあなたのほうが悪い」と言っているのも、同じです。

それでは「ごめんなさい」は謝罪の言葉ではなく、いい訳をするための枕言葉のようで、不快感を覚えます。(明日に続く)

怒らせてしまったら相手の状態に対して謝るという姿勢を示す~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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