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間が持たなかった私の経験

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

先日、「話したいことがある」「時間をつくって欲しい」と知人から誘いがありました。その方に悪い印象をもっているわけではありませんから、断る理由もありません。場所や時間は、私の都合で決めていいということもあり、雑誌の取材を受ける前に、ホテルのラウンジでお会いすることにしました。

私の著書をたくさん読んでくださっている方ですから、いわばお客様。
そこは丁重に対応しようと待ち合わせ場所にうかがいました。

「お久しぶりです、お誘い頂きありがとうございます」
挨拶をして席についたのですが、会話が弾まず、かといって話さないわけにもいかず、という気まずい思いをしてしまいました。

「お話したいことがある」とおっしゃったのは相手なのですが、そのことになかなか触れないからです。
「呼び出すくらい大切な話とは、何だろう?」

こういう時焦れて「お話ってなんですか?」と、いきなり切り出すのも気が退けるものです。まるで「時間がないから、さっさと話をして欲しい」
「忙しいからすぐに本題に入って欲しい」と、急かしているようなものでしょう。しかし、私から質問をしないと、話が進まないのです。

私「お元気でしたか?」(沈黙が流れる)相手「はい」
私「お仕事は順調ですか?」(沈黙が流れる)相手「ぼちぼちやっています」私はその方を嫌いなわけではなく、相手も私を嫌っている様子はありません。なぜ、気まずい思いをすることになったのか?

それは、お互いのことをあまり知らなかったからです。
相手は知人です。これまでパーテイーや勉強会などで顔を合わせたことはありますし、SNSではメッセージのやり取りを何度もしています。
しかし二人だけで会うのは始めてなのです。

共通の話題がなく相手の好みや考え方を測り知ることができず、私が質問しては沈黙が流れ、相手はひと言答える。それ以上会話が弾まないのです。

次の約束の時間が迫ってきたので「ごめんなさい。●時にはこちらを出ないといけないので、お話ってなんですか?」
しびれをきらせて質問、やっと本題に触れた次第です。
多くの時間、余計な質問や世間話に費やしてしまった。なんとも、中途半端な面談になりました。

顔見知り程度のあまり知らない人と自然に会話をすることが苦手という人は、多いのではありませんか?

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