メールで伝える「メリットとデメリット」
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
メールは相手と話さず余計な気を使わないですみますが、大事なことは電話で連絡した方がいいでしょう。
相手が不在でも、電話に出た人に伝言を頼めばほぼ伝達ミスは防げます。
メールをすぐに見るという人もいれば、見ようと思っていたが忘れる人、重要なメールが迷惑メールに入ってしまい、しばらく気づかないという人も多いもの。
メールを相手が見るかどうかは、分かりませんから、伝えたつもりで伝わっていないということもありえます。この点が、メールのデメリットです。
メールでは変換ミスや単なる打ち間違いは、多いといえますから、「間違いを指摘したら嫌われるのではないか?」と、懸念を抱かなくても大丈夫。
連絡をするべきか、間違いをそれとなく指摘するべきか?そんなもやもやした気分で時を過ごすよりも、電話なりメールなりで礼を尽くして問い合わせた方がいいでしょう。
「言い出しにくい」を解決するポイント
クリーニング屋のタグがついたままのジャケットを、友人が着ていたとしましょう。単に「クリーニング屋さんのタグがついたままだよ」と、伝えても笑って済む方もいますが、恥ずかしく受け取ってしまったり、気にしてしまう人もいます。
そんな場合は、会話の中で「この間、クリーニングのタグをつけたまま歩いている人がいてね……」といった感じで、目の前で起きている事をエピソードにして伝えましょう。
嘘も方便、相手を思いやる嘘ならば罪はありません。すると「もしかして私も……」と思い、こっそりジャケットをチェックしたりします。
もちろん、突然その話を持ち出すのは不自然ですから、会話の流れには注意を払いましょう。言い出すタイミングがつかめないならば、「話は変わるけれど」「そういえば」など。
会話の主導権をさりげなく自分が握って、伝えるといいでしょう。
前記のようなちょっと恥ずかしい間違いを正すときには、
「クリーニング屋から返ってくると、すぐにタグを切るようにしている」とか「タグをつけたまま、一日仕事をしたことがあるんだ」といった調子で、自身の行動や失敗談として話すのもおすすめです。
もし「タグをつけたまま歩いていたらどうする?」「ありがちな間違いだと思わない?」などとさらっと質問をします。
言い出しにくいことを伝える場合には、
●会話にエピソードとして盛り込む。
●自身の失敗談などを交えながら、その状態について質問をする。
この2つがポイントとなります。
そんな物言いをするなんて、面倒だと感じる方もいらっしゃると思いますが、些細な事でも、ストレートに伝えてしまうと、恥に感じてしまう人もたくさんいます。私自身、値札がついたままのスーツを着ていて
「臼井さんは○万円で販売しているの?」と指摘されたことがあります。
相手はジョークで教えてくれたのですが、耳まで赤くなるほど恥ずかしくてそれから先、何を会話したのか思い出せない位です。
さりげなく相手に間違いに気づいてもらえば、相手の恥ずかしさも和らぎ、笑い話にすることもできます。
~言い出しにくいことは2つのポイントで伝える~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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