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寡黙な人には「ゆっくり、ゆったり」と接する

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
寡黙な人とコミュニケーションを図るのは難しいもの。どんな話を切り出せば興味を持ってくれるのか?

なかには「話しかけないで欲しい」というようなムードを漂わせている方もいらっしゃいますし、困ってしまいますね。
そんなとき、ついやってしまうのが「質問攻め」です。

沈黙が怖い、何も話をしてくれないのは、自分が嫌われているからではないか?そんな不安に駆られるから、思わず質問攻めにしてしまうといえます。

先にNOTEでご紹介した、話題に詰まったときの切り札である「きにかけていました」

「もうすぐハローウインですね」(季節の話題)
「最近、●●が流行っていますね」(ニュース)
「愛妻家だと伺っております」(家族の話題)
「老眼が進行していて……60歳ですから仕方がないですかね?」(健康の話題)
「気持ちのいい天気ですね」(天気の話題)
「素敵なネクタイですね、どちらでお求めですか?「(衣装について)
「駅前の再開発が本格的に決まったようですね」(街の話題)
「ゴルフはなさるのですか?」(趣味について)
「とても雰囲気の良い美味な和食屋を見つけたのですが、今度ご一緒しませんか?」(食べ物の話題)など。

話題の頭文字をとって「きにかけていました」を頼りに質問するのは、会話のきっかけづくりには好ましいのですが、「一問一答」のように会話に広がりが生まれないと焦り、脈絡のない話題を次々に振ってしまうのは、逆効果。

これは相手に不信感を与え、余計口を開いてもらえなくなってしまう可能性が大です。

誰しも、あれこれ質問されたら、落ち着かない気持ちになるでしょう。

それに寡黙な人は、決して話すことが嫌いなのではなく、自分の気持ちを表現するのが苦手で黙りこんでしまったり、人見知りでなかなか打ち解けられないだけで、相手の話はきちんと聴いていますし、自分の考えをもっているのです。

ですから、ゆっくりゆったりしたペースで話をしながら、相手が心を開くのを待つという姿勢が重要です。(明日に続く)

~沈黙が怖いからと言って「質問攻め」にしないで~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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