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「直接ほめ」と「間接ほめ」

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

ほめられるときには、
 1直接ほめ 面と向かって、直接ほめられる
 2間接ほめ 他人を介して間接的にほめられる

 主に二つのシチュエーションが考えられます。
 

1は「臼井さん、営業成績が上がっているね。素晴らしい」と、肩を叩かれるように感じられるほめられ方です。
 2は「●●部長が臼井さんのことをほめていましたよ。営業成績があがっている。素晴らしい……」と、上司などが目をかけている様子が、別の人を介して間接的に伝わってくるほめられ方です。

 

 どちらも嬉しいと思いますが、より嬉しいのは「間接ほめ」でしょう。
 間接的にほめられると、同じほめ言葉でも真実味が増すのです。
「そうなんだ……、●●部長は私の仕事をきちんと見てくれている。わざわざ○○さんに伝えているのだから、認めてくれているのだ、有難いな。ということは、次のプロジェクトのメンバーに私を推してくれるかもしれない」
というように、プラスのイメージが膨らんでいきます。

 一方、「直接ほめ」の場合は、人によっては単なる挨拶や社交辞令としか映らないこともあります。
ですから、部下やスタッフ等をほめる時には、本人に言うのではなく、ほめ言葉をその人に伝えてくれそうな相手に言う、という方法を私は活用しています。

たとえば「山本さんの仕事は正確で早いね」と、信頼が置けてPR力があるような人を吟味して言うと、その人から山本さんに
「臼井さんがほめていましたよ」と、伝えられるはずです。
 するとほめ言葉を聞いた相手は「もっと頑張ろう」と、やる気が高まり仕事も人間関係もいい流れができます。

 間接ほめは一見、面倒くさそうに思えますが直接ほめるのが照れくさいとか、慣れていないという人でも自然に言えますし、普段はほとんどほめ言葉を言わないような人が使うほど、効果も倍増します。
 ですから、最近では、「ほめ言葉」を送りたいという人には、もっぱら私は「間接ほめ」を使っています。

~真実味が増す「間接ほめ」を活用しよう~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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