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挨拶は、人間関係を開く入り口

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

挨拶が、「コミュニュケーションの基本」であるというのは、誰もが知ることでしょう。 ビジネスパーソンならば、きちんとできて「当たり前」。
「自分はしっかりできている」と、思っているでしょう。
 しかし実際は、言葉に心が伴っていない人や、挨拶が出来ていると思っているのは、自分だけという人も、見受けられます。
 

今でこそ「きちんとできています」と胸を張る私ですが、かつては形だけ。
利害関係のある人や好きな人、自分にとってプラスになるような人には「心」をこめて挨拶をしても、それ以外はいい加減で、損得勘定で挨拶をしていた節も、ありました。

そんな折、知人から
「挨拶は、出会いがしらに他者とぶつかった時、敵意はありませんと表明するものだった」と、教わりました。
こうしないと古代では、狩猟や戦いの際に、敵と判断され槍や刀でやられかねない、挨拶をきちんとしないことは、命に関わるリスクがあったといいます。
挨拶は本来、知らない人にするものだったのです。

その話を伺って、得を得たいとか恩恵に与りたいから、挨拶をする。
そんなニュアンスがあった私は、恥ずかしくなりました。
そこで、挨拶のあるべき姿が見えてきたのです。
挨拶は、誰に対してもきちんとはっきりするべきだと。

「おはようございます!」「こんにちは!」
 これら基本の挨拶は、人間関係を開く入り口です。
そこからお付き合いが始まるのですが、会社の上司、部下、同僚、仕事で顔を合わせる方、初対面の相手などと挨拶を交わすとき、あなたはどうしていますか?

 1相手が年上や上司、業界の大物など力関係が自分よりも上だと判断する人には、自分から挨拶をする
 2相手が年下や部下、顔は知っているが仕事には繋がらないような人には、自分からは挨拶をしない
 3シチュエーションを問わず、相手が誰であっても自分から挨拶をする
4自分から挨拶をするのは馴染まない

最高の結果を出す人の挨拶は3。シチュエーションを問わず、相手が誰であっても自分から挨拶をする。いつでもどこでも「自分から」挨拶するのが、気配りのある対応です。

1や2のように、年齢や立場にこだわり過ぎるために挨拶するタイミングを逸してしまう人は、温かさや親しみやすさなどを現すことが出来ず、人間関係を狭めてしまいかねません。
年上や上司、大物には率先して挨拶をするのに、年下や部下には挨拶が疎かな人は「点数稼ぎ」「横柄」というイメージがつきまとい、その後の仕事なもちろん人生までもが左右されてしまう。挨拶一つで成功や成長の可否が、決まってしまうこともあるのです。
もちろん4の自分から挨拶をするのは馴染まないというのは、論外です。
このような人は挨拶に苦手意識があり
「親しげに声をかけたら失礼にあたるのではないか?」とか
「顔を知っているだけの相手だから、挨拶をしたら変な人だと思われるのではないか?」などと、スタイルを気にするところがあります。

相手にどう思われるかは、問題ではありません。
最初は、相手が好ましい反応をしてくれなくても、自分から挨拶をし続けることでそのうち「会釈」程度はしてくれるようになり、やがて気持ちいい挨拶が返ってきます。
こうした過程で、心通う知人や仲間が増え、自分のホームグラウンドが広がりチャンスに出会う確立も増えていきます。
 どんなときでも、「挨拶は先手必勝!」なのです。

~挨拶はどんな時でも「先手必勝!」~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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