会話が弾む「つかみの気配り」

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

「会話のつかみの代表格」といえば、「気候や天気」でしょう。
 老若男女、親しさの度合いに関わらず、会話を始める「きっかけ」としては、間違いありません。
 日本には四季の変化があり食べ物には走りや旬、冬至や秋分の日といった節目の日。お花見やお月見等の季節の行事も、あります。ですから同じ気候や天気の話題であっても、さまざまなバリエーションを見つけることができる。これらはつかみの「万能ネタ」になるというわけです。

「だいぶ暖かくなってきましたね」
「五月晴れですね」などは、あなたも話題にしていらっしゃるでしょう。
すると相手は、「そうですね」「はい」
「良かったですね」と、何らかの反応を示すはずです。
しかしひと言の返答で終わってしまう。話題が途切れ気まずい時間が流れるということは、ありませんか?
特に初対面では共通の話題が少ないですから、「沈黙の時間」が流れると、焦ってしまいますね。
そこで会話を弾ませる「つかみの気配り」が、必要になってきます。

 コツは「気候と天気」の万能ネタに、「季節の話題」をプラスすることです。先の例を活用すると
●「だいぶ暖かくなってきましたね」→ 「「だいぶ暖かくなってきましたね、今年は花粉の飛散量が多いそうですが、●●さんは、大丈夫ですか?」
●「五月晴れですね」→ 「五月晴れですね、紫外線も強くなってきましたが、●●さんは、どうですか? 私は日焼けに弱くて……」
 といった要領で、具体的に質問してみるといいでしょう。
 すると、「今年はまだ花粉症が出ていないのですが、昨年はひどかったです」
「実は私も肌が弱くて困っているんです。●●さんはどんな予防策をしていらっしゃるか教えていただけませんか?」と、会話に広がりが出てきます。

「そうですね」「はい」「良かったですね」では得られない相手の素顔に触れ、初対面であっても会話が弾みやすくなります。
思いがけずお互いの共通点を知ることも、できるでしょう。

あらかじめ季節ごとの話題をまとめておくのも、良いアイデイアです。
私は「ネタカレンダー」と名づけたノートを作っていますが、このおかげで「つかみのネタ」には事欠きません。
少し、ご紹介しますね。
9月は「読書週間について」や「今話題のスポーツ」
12月は、「最新の防寒対策」や「二日酔いに効く野菜ジュース」。

といった内容が書いてあります。

このように季節に応じた話題のカレンダーを持っていると、初対面であっても臆せず、沈黙に慌てず会話ができます。

~つかみのネタをストックしよう~

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