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意見を通すコツ(お仕事編)

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

「人に優しく条件は厳しく」を活用しながら、意見を通すコツを見ていきましょう。

思うように動いてくれない部下には
「早くしなさい!」「まだ終わらないのか!」「愚図だな、お前は」
などと伝えるのは最悪。愚痴や不平不満をぶつけているにしか過ぎません。
また「●●さんだったら、とっくに終わっているよ」
などと、同僚を引き合いに出して「プレッシャー」を与えれば、相手を傷つけるだけです。この対応では急ぐどころか、やる気をなくしてしまいます。

「●●ができたら、△△しよう」
「●●してくれたら、△△を手伝うよ」

 交換条件を提示しながら、伝えたらどうでしょうか?
 もちろんいつもこのパターンでは、部下はあなたを見下す可能性もありますから、ほどほどに。
このケースでは「人に優しく」の部分が、ポイントになります。
 イライラしながら、声をかけないことです。
 

 誰でも「イライラ・キリキリ」不満顔の人の頼みは聞きたくないもの。
にこやかに穏やかに話す人の頼みのほうが、断然聞きやすいですから、笑顔で話しかけるほうが、要求は通りやすくなります。
 さらに、いつもよりスピーデイーに仕事が終わったときには
「すごいね、早いな」「素晴らしい!」などとほめましょう。
 このとき「やればできるじゃないか!」と言いそうにもなりますが、
「今までだってちゃんとやっていたのに……」と解釈する場合もありますから「ほめ言葉」はさらり、がいいです。
 
 なお、同僚や仲間の協力をあおぐ場合も基本は同じです。
 そしてどんな時でも、笑顔と感謝を忘れないこと。
 自分の意見を通したいのは相手も同じなのですから、結果はどうであれ話を聞いてくれたことへの感謝は、惜しみなく伝えましょう。

 自分の意見を通そうとするのは、生意気ではないかと思う節もあるかもしれませんが、言いたいことを言わなければ、相手はそれでいいと思ってしまいます。そういう状況が続けば、ストレスを抱え心身を病み、やりたい仕事、本当にやるべき仕事ができなくなります。
言うべきことは、カドを立てずに伝える。
嫌われるとか人間関係にヒビが入るとか、ネガテイブな想像をするのではなく、きちんと伝えることで、より確かな人間関係を構築して、仕事がやりやすくなる。
言いにくいことを伝えるのは、相手にも自分にも良いことだと捉え、優しく丁寧な物言いで伝える努力をしましょう。

~言いにくいことを伝えるのは相手にも自分にもプラスになる~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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