あなたは「言葉泥棒」になっていませんか?
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
先日、会合でしばらくぶりに再会した友人と、趣味である「ピアノ」の話で盛りあがっていると、顔見知りの人が近づき「私もピアノのレッスンを、始めたんですよ」と、会話に割り込んできたのです。
私は久しぶりに出会えた友人と、二人で話がしたかった。以前お会いした時、息子さんの進学問題で悩んでいた彼女ですから、その後どうなったか伺いたかったのです。
かといって「芳しくない結果になっていたらどうしよう?」
不安もあって、共通の趣味であるピアノの話を切り出しに、話すタイミングを考えていたのです。
そんな状況で、いきなり会話に割り込まれたのですから、ため息がでるばかり。
このようなシチュエーションは、あなたも経験したことがあるでしょう。
私たちは、マスク越しですし大声で会話をしていたわけではないのですが、耳に入ったのでしょうか。
あるいは、私たちに関心があって聞き耳をたてていたのかもしれませんが、いきなり会話に割り込まれたら、ちょっと退いてしまいますよね。
それでも、「私もピアノのレッスンを始めたんですよ」と。ひと言だけならば、人懐っこい方だと好意的にも受け取れたでしょうが
「実は、●●先生に個人レッスンを受けているのですが……、●●先生は皆さんご存知ですよね」に始まり「今度△△でライブをやるのですが、これが超人気でチケットは即完売なんです。でも親しくさせていただいている私ならば手に入ります。5300円なのですが、臼井さんいかがですか?……」
その先生を尊敬しているのは分かりますが、営業紛いの話をふってきたのです。このような場合、あなたはどう思いますか?
親しい人であっても、「旧交を深めているのに、空気を読まない人だ」「図々しい人」と、嫌気が指すでしょう。
自分に限ってそんな言動はしないとおっしゃる方が多いと思いますが、他人の会話に割り込み、主役になって会話を進めようとする「言葉泥棒な人」は、あとを絶ちません。
悪気はないのは分かります。無意識で行っている方が、ほとんどでしょう。しかし度重なれば、心を許して話す人はいなくなります。(明日に続く)
~「言葉泥棒は人」はあとを絶たない~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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