切り返しが遅いとあなたの印象が悪くなる
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
切り返しに時間をかけてしまうと
●自信がない印象を与える
それだけで自信がないように映ってしまいます。
「(この人は)自分の意見を持っていないのかもしれない」
「何だか頼りない」
「(仕事を)任せて大丈夫だろうか?」などと、思われかねません。
言いにくいことを伝えなければならないときに、
「あの、その……折り入って聞いて欲しいことがあるのだけれど……」
こんな風にお茶を濁すような、しゃべり方をしてしまうことはありませんか?
人は言いにくいことや、自信がないことを伝えるときには、間をおいて相手の様子を伺いながら話してしまうもの。
切り返しに時間がかかってしまうということは、こうしたマイナス要素を連想させ、自信のないイメージを相手に与えてしまいます。
●会話の流れが止まる
切り返しに時間をかけてしまうと、会話のテンポが悪くなります。
テンポが悪いと歓迎すべきことも喜べなくなったり、笑うところがずれてみたり、間が抜けた会話や単調な話に終始します。
想像してみてください。
相手を楽しませようと、サービス精神で面白い話や笑えるネタをあなたが投げても、返答=切り返しが遅ければ、「喜んでいるのは自分だけ、馬鹿みたい……」あなたのテンションは、上がらないままでしょう。
逆に、「切り返しが1秒以内」と。
会話のテンポが良ければどんどん盛り上がり、相手の「しゃべりたい心」に火をつけて思いがけない情報を引き出せたり、互いの共通点を確認しあったり。初対面の相手であっても、意気投合。
十年来の友人のような親近感を、覚えるものなのです。
●発言の評価を下げる
切り返しに時間をかけると、自分でハードルをあげてしまいかねません。
ハードルをあげるとは
「なにか、面白いことを言うのだろう」
「役にたつことを、教えてくれるはずだ」
相手の 期待値を上げてしまうということです。
そんな状況では、ごく普通の話や役に立つ発言をしても
「なんだ、おもしろくない」と、評価されてしまいかねません。
「期待したのに損をした」という気持ちが働き、あなたの発言は必要以上に低く扱われてしまうのです。
笑わせよう、驚かせようとする場合でも、1秒以上溜めるなら相当おもしろい、心をつかむ話をしなければなりません。
逆を言えば、1秒以上溜めて返答をする際には「絶対にうける」「笑いを取れる」「喜んでもらえるに違いない」と、確信して挑む。
私はそうしています。
「わずか1秒」「されど1秒」です。
何となく返答している人と1秒を意識しながら、会話をしている人では言葉の重さが違うのです。一瞬のことですが、会話の盛り上がりが大違いですので、日頃から「切り返しは1秒以内」を、心がけてくださいね。
日常会話では、特別なことを言う必要はありません。
賢明さや面白さを、相手は求めているわけではないのです。
単純でバカバカしい返答でもいい。
溜めて、溜めて「期待値」を上げて、空振りするよりも、とにかく早く切り返すようにしましょう。
~わずか1秒・されど1秒~
最後までお読みいただきありがとうございました。 臼井由妃
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