自分の発言をチェックしてみよう
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
上司やお客様と距離を感じる。同僚から煙たがれている。自分が話を始めると、しらけた空気を感じる……。
そんな不安が少しでもあるのならば、「私の話は、長いのではないか?」
とくに、「不要な前置き」をしているかどうか、確認しましょう。
「前置き」はほとんどの場合、クセです。
無意識で行っていますから、本人は気づきません。ですから友人に尋ねてみたり、自分の発言を録音してチェックしてみるのも、いいでしょう。
実は、私自身「ボイスレコーダー」に講演を録音したことで「不要な前置き」をしていることに気づきました。
それは講演会で司会を務める方が
「本日は、お足元の悪いなか、ご参加頂きまして誠にありがとうございます……」と参加者に敬意を払い、講師である私のプロフィールを丁寧に紹介してくださったにもかかわらず
「本日は、お足元の悪いなか、ご参加頂きましてありがとうございます。ただ今ご紹介頂きました臼井由妃です。改めまして自己紹介をさせて頂きますね……」
丁寧に越したことはありませんが、いただいた講演時間を有効かつ、皆様のお役にたつような濃い話をするには、重ねてのプロフィール紹介やご機嫌伺いは不要です。
この事実に気づいてから、自己紹介を見直しました。
「フルネーム」を覚えて頂くことに、絞りました。
たとえば「臼杵の臼、井戸の井と書いて臼井。由妃は自由の由、妃はお妃の妃です。そういっても白井さんとか由紀さんとか、覚えてもらえないのが切ないです。臼井由妃、覚えて頂けたら嬉しいです」という調子です。
講演は特別な場かもしれませんが、会議や打ち合わせ等で進行役がその方のプロフィールをきちんと紹介してくださっているのに、発言する際に同様の紹介を繰り返す人は、多いものです。
「話の長さと年収は反比例する」この事実を、先ずは心に留めてください。話が長ければ「稼げない」と意識すれば、自然としゃべりすぎはなくなります。そして「不要な前置き」をしていないか、確認してみましょう。
~明解で簡潔な話をするあなたに、「チャンスの女神」も微笑む~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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