「初対面」では、アドバイスはしない
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
初対面の方からのアドバイスを好む方は、正直いないといっていいでしょう。お互いを知らないですし、信用や信頼感がそこには育まれていないからです。
かつて私は、若いビジネスマンから、「起業する際の心構えをアドバイスして欲しい」と頼まれたことがありました。
こういう場合、適当な話でお茶を濁せばいいのかもしれませんが、求められた以上はきちんとお話したいと考え、私は自分の経験を伝えました。
成功体験ではなく、「失敗の経験」を簡潔に伝えたつもりなのですが、熱心過ぎたのでしょうね。
叱られているように、相手は感じたのかもしれません。
「アドバイスなど求めなければ良かった」という表情に、だんだん変わっていきました。初対面でのアドバイスは、本当に難しいのです。
求められたとしても、どうしても優劣ができてしまいます。
それが「近寄りがたい人」「自己主張が強い人」「偉そう」というような第一印象になる場合もあります。
以来、私は初対面ではお願いされても、アドバイスをしないと、決めています。
お説教をするのは悪い、アドバイスは良いという単純な話ではありません。
お説教とは、教え導くために言い聞かせること。意味があるのです。
その際も、間違った部分だけを指摘して、さっと終わる「短いお説教」を心がけましょう。叱られるのは誰でも嫌なもの。
その点も踏まえたお説教ならば、相手の気遣いに答えたい気持ちが強くなり、前向きに考えられるようになります。
お説教するならば短くが、鉄則。短いお説教ほどためになります。
~短いお説教ほどためになる~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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