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lab1092
理科室まがった #毎週ショートショートnote
曲がれ…曲がれ…
目の前の男の首は、可動域をゆうに超え、そろそろ真後ろを向こうとしている。
彼の首からは、時折「ブチッ」という音が響いていた。
私はただ『曲がれ』と念じているだけ。
彼は、私の念に呼応するように顔だけを背ける。
また「ブチッ」という大きな音が、暗闇の裏路地に鳴り響く。
私がコレを出来るようになったのは、身体が子供から女の子になった小6。
このころ、私は毎日のように新任の副担任から、校舎の隅の理科室に呼び出されていた。
彼は、私の身体を求めてきた。
身体を触られ、舐められ、勝手に果てていく彼を、最初はパニックと恐怖。
次第に、心を無にして眺めていた。
ただ、ある日、彼は一線を越えようとしてきた。
近づけられるブツをみて、本能的に『嫌だ』と思った瞬間、彼は私から徐々に顔を反らしはじめた。
あのときと同じ光景が目の前に広がっている。
もうすぐ彼の後頭部が私の正面に来る。
大きな「ブチッ」という音が響き、彼の頭が椿のように落ちた。
私は、真っ白なブラウスが真っ赤に染まっていくのをただ眺めていた。
いつもなら、言い訳つぶやきするんですが…
今回はちょっと自白しておくことがありまして…
私と同世代のラノベオタク、もしくは、英霊を召喚するスマホゲーから深掘りしたオタクなら気づいたかもしれませんが…
らっきょの痛みが残っちゃってるあの娘をオマージュしました(わからない方はそのままでw)
タイトル見た瞬間に、その娘が頭に思い浮かんでしまって…
久々に、こういうテイストを書きたいってのもあって…
ショートショートってなんなん?
って感じで、ちょっと迷走中なので、しばらくは書きたいものが浮かんだら、そのまま書くようにしてみます。