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本を読むこと、逃げること

「本の世界に逃げ込む」
「本はどこへだって連れて行ってくれる」

というような言葉が今までピンとこなかったけど、最近ものすごくわかるようになった。

不安や強迫など、どうしようもない辛い感情が頭を占拠している時、本を読むことだけがひとときの安らぎをくれる時がある。

別に本を開いたところで現実の問題がどうにかなるわけではないけれど、問題を解決することだけが人生じゃないと、少しずつ思えるようになってきた。

ただ時間が過ぎ去るのを待って、楽になれるまでの間の「つなぎ」役を果たしてくれるのが本だと考えるようになってきた。

なぜ本が好きか、と聞かれた時、こう答えられたら良いのにと思う。もっと周りの人と本音で話したい。

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