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チビリストのチビ・リスツ

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ワビ・サビとも違う、ちょこっと美しくて、けれど、なんか恥ずかしようなモノやコト、勝手に名付けた「チビ」なコレクションです
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#変なオブジェ

チビリストのチビ・リスト#12

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 夢だった超合金(私の場合はロボコン)→バンダイ復刻版 私たち世代がこどものころ、「超合金」のおもちゃって、名前の通り「超」欲しいものだったのですよ。人によるかもしれないですが。 「超合金」って言葉の大元は「マジンガーZ」の素材が超合金でできていたから。だと思います。昭和時代に多々いた、金属系ロボヒーローたちを、ダイキャストで。というのは金属の車を小さいサイズでかつ重

チビリストのチビ・リスト#11

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 自分の(もしくはお相手の)生まれた時の雑誌・本→いただきもの 「お誕生日プレゼントに、生まれた時の本をプレゼントしたいんですが、何がいいですか?」 かなり前のある日、面白い提案がきて。その発想も素晴らしいんですけれど、悩ましいですよね。選択が。だって生まれた時・年に存在した本。という、自分の生まれた基準でそもそも本を選んだ視点ってないですもんね。 で、選ぶというか

チビリストのチビ・リスト#08

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) やさし・かわいいレコードラック的なもの →骨董市にて お仕事をお休みしてから、いろいろ封書が届くんで、上手く整理したいなあ。と思っていたのです。そうしたらこれを発見。 たぶん、本来はLPレコード(懐かしい)EPレコード(ドーナツ盤ですね)用のラックだと思われれます。お皿立てではないと思います。どうだろう。自信ないです。 たぶん昭和ってプラスチックが高級素材だったはずだか

チビリストのチビ・リスト #07

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション)  Canegonのウェイト(作者自称) →吉祥寺の露店にて Alexander某氏作 ‘92年の日差しの暖かな春のある日、吉祥寺は井の頭公園を散歩してたら、立派なヒゲをたくわえた尾崎紀世彦似(和製プレスリー。「また逢える日まで」が代表曲ですね)の方が露店を開かれていて。井の頭公園には、手作りものを売る露店が出るのは珍しくはないんですけど、2畳くらいのレジャーシートにワン

チビリストのチビ・リスト#06

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) ハンダ修理された黄門やかん →門前仲町の骨董市にて このやかん、門前仲町の骨董市(かなりでかい規模です)の端っこに、左官屋さんが「金物なおします」と段ボール製の殴り書き看板うえにあったサンプル品なんですね。 今時、左官屋さんという職業も面白いと思ったんですけど、この使い込まれた銅製やかんのハンダ修理された姿があまりに美しくて。ハンダ部分がもう、ピカピカしてて、「金物の金継

チビリストのチビ・リスト#05

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 水牛のツノ製レンゲ(たぶん猫舌の人用) →鎌倉のオサレ雑貨店にて ただただ、美しいですね。見つけたときおお!と思いました。何々⁈て。佇まい自体がもうね。 で、手にとって、鎌倉のオサレ雑貨屋さんのレジに向かいました。ワクワクです。 「気をつけていただきたいことがあります」 てレジの人。 「なんでしょう」 「このレンゲ、水牛のツノ製なので、熱に弱いので気をつけてください

チビリストのチビ・リスト #04

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) 木目を読み切った名もない匠のタヌキ →骨董市にて(相方セレクト)   フツー、タヌキの置物と言えば土鍋最高製作地の信楽なんですけど。(タヌキは「他」「抜き」という意味で商売繁盛の縁起物らしいですね) この子は木製です。木製タヌキは珍しいと思います。特筆すべきは木目が美しく(そう処理されてる)かつ、かなり木目が計算されていることがわかることですね。 木目の輪のトッ

チビリストのチビ・リスト#03

(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) ビンテージ・タッパウェア 3兄弟→骨董市で。 アメリカンなはずなのに、バーガー・デニム的なバタ臭さはなく、ん、漬物桶かぬか床か、はたまた梅干し漬けるの?な風貌。しかも入れ子。茶色のようなレンガ色成形色。アメリカのキッチンに似合ってたのかどうか。どっちかっていうと、のび太くんちの台所のシンク下のような昭和台所に似合うよなあ。 僕は白菜漬けつけます。いや、ハクサイピクルスです

チビリストのチビ・リスト#02

チビ・リスト(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション) ハダカデバネズミ  ※写真はフィギュア。本物は上野動物園にいます。 いやあ。スゴいネズミなんです。老化しないわ、無酸素でも生きちゃうわ、痛点ないわ。ネズミなのにアリのような組織体で生きてるし。女王ネズミがいるって哺乳類?みたいなね。組織体の中にいろんな係があって、子供ネズミの布団になる係がいたり、衝撃だったのは、敵がきたら食べられちゃう係(!)がいるんだって。

チビリストのチビ・リスト#01

チビ・リスト(ワビ・サビとも違う、ちょっと恥ずかしいような、でも、美しいようなモノのコレクションリスト) ザツ過ぎる絵付け皿→国立市の骨董店にて これ。私が「チビ」に目覚めた逸品です。もうね。確かに手書きではあるんだけど、絵付けと存在自体がザツすぎて見た瞬間、?!と。なぜ?真ん中は印判で??なのに? で。国立市の店主に 「いやー、これマジですか。絵付けザツすぎのような気がするんですけど。。このフチの見つめあってるような白い生き物的なの謎だし。点々点もまばら。狙いなん

ワビ、サビとも違う、「チビ」について。

どうも。チビリストのyukiunezoです。よろしくお願いします。 みなさん認識している、ワビとかサビとか、和の美意識のベースにあるものですよね。 私も影響うけているのですが、かなり、カウンターカルチャーなんですよね。ほんとは。調べてみると。その実はかなりpunkです。 ワビ、サビという考え方はお茶文化がベースとなりますね。「お茶を楽しむ」ということは最初は身分の高い人たちの楽しみでした。しかし、手軽ではあるんでお茶自体をそういう垣根をこえた楽しみ、総合藝術にしたい。という茶