チビリストのチビ・リスト#01
チビ・リスト(ワビ・サビとも違う、ちょっと恥ずかしいような、でも、美しいようなモノのコレクションリスト)
ザツ過ぎる絵付け皿
→国立市の骨董店にて
これ。私が「チビ」に目覚めた逸品です。もうね。確かに手書きではあるんだけど、絵付けと存在自体がザツすぎて見た瞬間、?!と。なぜ?真ん中は印判で??なのに?
で。国立市の店主に
「いやー、これマジですか。絵付けザツすぎのような気がするんですけど。。このフチの見つめあってるような白い生き物的なの謎だし。点々点もまばら。狙いなんですかね。残ってることが奇跡ですね。。しかし、なんで仕入れたんですか?」
「いやー、下手過ぎて、もうね自分が仕入れるしかないと思って仕入れました。で誰も買わないだろうなあ。しょうがないなあ。と思ってたんだけど?あなた買うの?いいの?マジで?」
と言われ。
「いやー、たぶん店主さん意外仕入れる人はいないと思うんだけど、たぶん僕意外、買う人もいないような気がしますね。。」
「いやー、ですかー。けど寂しいなあ。で売るのも恥ずかしいなあ。けどいいや。譲ります」
「ですね」
「です」
売るのが恥ずかしくて寂しいって。ちょっとスゴい感覚だよなと思いながら。こういう美しさてのもあるんだなあと気づかされました。
モノゴトのよしってされてることって、上手だからとか、売れそうだからとか、正しいからとか、ちょっと革新的とか、間違いないからとか。効率がよいから。とかいろいろありますが。
実は何かのご縁。てのが大事だったりするんですよね。
で、このザツ皿。一度も料理を盛ったことがありません。作った料理もザツに見えそうで。。
そういう意味では、用を足せない。からチビって漏らしちゃうかもしれない。。という逸品でもあります。
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(※チビリストは、お漏らしマニアではありません)
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