見出し画像

ボードゲームのカルカソンヌが、本物と似ているかフランスへ確認しに行った話


経緯
ある日ヨーロッパの格安航空券のセールを見ていたところ、イギリスからフランスのベジエという聞いたことのない街への航空券が往復で30ポンド(日本円でも6000円弱)で出ているのを見つけた。
場所はどうやら南フランスみたいだし、食事は美味しいに違いない。よし、ご飯を食べに行ってみよう。
という軽い気持ちで南フランス(スペイン寄り)に行くことにした。

チケットを取ってから、さて周辺になにがあるのかな?と思って調べると、カルカソンヌ(カルカッソンヌともいう)が空港から1時間以内であった。

カルカソンヌ!

2001年にドイツボードゲーム大賞を受賞した世界的に有名なボードゲーム!

我が家にあるのは左側の旧タイプ。現在は右のJタイプが買えるらしい

この有名なボードゲームは、フランスのどこかの町がモデルで、その町は世界遺産になっているという事は知っていた。が、ここにあったのか!
これは行って、ボードゲームと同じか確認するのが楽しそうだ。
と思ってさらに調べたら、最近では進撃の巨人の町のモデルじゃないか、と言われていて、さらにフランスでは、モン・サン・ミシェルに次ぐ人気観光地で「カルカソンヌを見ずに死ぬなかれ」的な格言もあるとかなんとか…
よし、是非行ってみよう!


行ってみた!

似てる!
そりゃこの町をモデルに絵が描かれているはずだから似てるはずだけど、特に塔のとんがり屋根がボードゲームのカルカソンヌの絵の通りだ。本物の屋根の色は場所によりグレーかオレンジ色で、ボードゲームの青色とは違うけれど。
カルカソンヌの詳しい歴史は他のサイトに任せることにして、1行で説明すると中世以降一旦廃れていたこの町を170年くらい前にとある建築家達が修復して観光地となったのだ。
カルカソンヌの町(城塞都市「ラ・シテ」と言うらしい)は二重の城壁で覆われていて、城壁の上を歩ける。一周するのに早足で1時間ほどの距離で、周囲には葡萄畑とか、丘とかが広がり、内側にはお店とか大聖堂とか、レストランがある。


大聖堂は特に大きくて、ボードゲームの絵と似ていていい感じ。

大聖堂

城壁の内側には、お土産屋さんやレストランがあり、半日から1日あれば充分みて回れる規模だった。

中世の町だけあって、鎧や剣などの男の子が好きそうなものがたくさん売ってる。
駄菓子屋さんみたいな修学旅行生が買いたくなるようなお店も(修学旅行生っぽい団体の子供もいた)。
カルカソンヌの町を再現できる積み木も売ってて、かわいくて買うか迷った。

その中で一軒、カルカソンヌのボードゲーム主体で売っているお店を発見。

↑拡張にいる豚やミープルロウソクも売ってる

悩んだ挙句塔の拡張を購入。レジではお姉さんがミープルの絵のついた紙のコースターを3枚子供にくれた❤︎(ミープルの色が3色だったから3枚くれたみたいだけど、うちは4人家族なのでもう一枚欲しい!といったらさらに1枚くれた❤︎)

進撃の巨人について

残念ながら進撃の巨人についてはあまり詳しくなく、原作を数冊読んだことがあるだけで、アニメは観たことがありません。
なので進撃の巨人の壁に似ているか、と言われれば…
似ているようないないような…

この城壁が二重なところと、手前の飛び出した壁が、シンガシナ(エレン達の家があった場所)に似ている、、、かもしれない😅
モデルと言うよりは、単にカルカソンヌが中世っぽいお城の王道だから似ている感じがするのだと思います。

結論
ボードゲームのカルカソンヌは本物の城壁都市ラ・シテと似ていた!周囲は山などなく、草原が広がっている感じなどの風景もまぁまぁ似ていた。

以下はこれからカルカソンヌに行く予定だよ!っていう人のための、私が経験した事からのアドバイスです。

①名物料理カスレはまずくはないが、おいしくも無かった…!
たまたま私の入った店が口に合わなかっただけかもしれないし、単に私が白インゲン豆がそんなに好きじゃ無かったからかもしれません。他の料理やデザートは美味しかった。

②カルカソンヌは観光地なだけあって駐車場代が高い。
私達はレンタカーでカルカソンヌに行ったので、車を停める必要があったのですが、正門前の駐車場は高い…!そこで無料の駐車場に停めました。ヴュー橋の近くにあり、よくネットに載っている「手前に橋、奥に城壁」の写真も撮れる。

ただ、駐車できる数が少ないのと、地面は土なのでドロドロになる可能性ありです。私たちは周辺をウロウロしていて空きが出たので停められました。
この駐車場から正面の門までは10〜15分程度歩いて行く必要がありますが、途中レストラン街になっていて城壁内部よりは少し安い値段でお土産も売ってました。

奥に城壁が見える

正面まで回らずに、途中からラ・シテに入る事も出来ましたよ

探検気分

③城壁めぐりは車椅子やベビーカーでは無理

城壁めぐりはコンタル城からスタートです。子供は無料で入れましたが、城壁を登ったり降りたり塔や建物の中に入ったり、アップダウンが激しいです。1人で約1時間歩けない子を連れて行くのは厳しいです…
城壁は一方通行で途中に3箇所ほど降りられる場所がある以外は一本道なので迷子になる可能性は低いです。
うちの子供たちは途中から飽きてかくれんぼをしながら進んでました。

④カルカソンヌは楽しいけど、知識があればもっと楽しい!
ボードゲームのカルカソンヌからの視点で見ても、進撃の巨人からの視点で見ても、その他の中世を舞台にした漫画や映画、ドラマなど観てからでも、同じところや違うところを探すのが楽しいです。

では良い旅を!

いいなと思ったら応援しよう!

yukiumi
よろしければ応援お願いします!いただいたチップでパリディズニーの記事の内容をどんどんアップデートしていきたいと思っています