夫婦ブログ『気合を入れるのが恥ずかしい』ってどういうことですか?~夫りょいちから嫁ゆっきぃへの返信~
こんにちは。
人生なんてちっとも素晴らしくない、人生なんてろくなもんじゃない、とつぶやきつつ相変わらず辟易とする日々を過ごしている藤山家の夫、
りょういちでございます。
さて、今回の夫婦ブログは、
『気合を入れるのが恥かしい』ってどういう事ですか?
です。
これは先日「気合を入れるのが恥ずかしい」との僕の発言に対し、奥様のゆっきぃから「は?それってどういう意味?」という質問が出たのですが、
答を求めるゆっきぃに対し、僕は半ば逃げるように「ごにょごにょ…」っと言葉を濁す様な態度をとったのでした。
恥ずかしいをちゃんと説明するのが恥ずかしかったのです。
そんな態度の僕に
「あ!そうだ!!」
と、したり顔のゆっきぃ。
そして、その顔の意味する所はこれでした。
前回の夫婦ブログ、ゆっきぃ編です。☟☟☟
ゆっきぃは「気合を入れるのが恥ずかしい」とはどういう意味か?
の質問に対してちゃんと説明しようとしない僕へ夫婦ブログ上での公開質問という形での攻勢に出てきたのです。
あのしたり顔はこういう事だったのか!
気付いた時は後の祭り。
面と向かって答えるのが恥かしくてスルーした結果、公開で説明しなくてはならないというもっと恥ずかしい羽目に追い込まれてしまいました。
と言う訳で、今回のブログ、
『気合を入れるのが恥かしい』を説明しようとは思いますが、読まれる皆様も結局「ごにょごにょ」っとした説明なってしまうのを覚悟の上でお付き合いの程よろしくお願いいたします。
だって、恥かしいを説明するのは恥かしいですから。
さて、
この「気合を入れるのが恥ずかしい」発言。
それは藤山家にて不定期に開催されている、カレーの会の仕込みに取り掛かろうとした僕の「さて、やりますか」と呟いた一言に端を発したのでありました。
まず、このカレーの会とは何なのか、という所から。
僕は今から4~5年程前、ネット上で見かけたスパイスカレー作りを真似して自作する様になったのです。興味半分、暇つぶし半分で始めたのです。そのカレーを奥様のゆっきぃが「美味しい!美味しい!」とFacebookで連呼するうちに「食べてみたい」という人達が現れ始めました。
もともとがとビビりで小心者の僕は当然尻込みするのでしたが、その僕の背中をもともとが行動派で大胆なゆっきぃが、優しく押して(どついて)くれたその結果、お客様のリクエストに答えるという形で、僕の作ったカレーを藤山家にて僕達夫婦と一緒に食す、というスタイルでずるずると始まり、それが何時の間にか定着してきたという、
それがカレーの会です。
☟☟☟
そしてそのカレーの会を目前に、仕込みに入ろうかと重い腰を上げようとした僕の様子と「気合が恥ずかしい」発言が飛び出した経緯がこちら☟☟☟(ゆっきぃの前回夫婦ブログより)
先日、りょういちさんがカレーの会の準備を始めようとしていた時です。「さて。そろそろやり始めますか。」そう呟きながら、りょういちさんはTシャツの上に羽織っていた綺麗な濃いブルーを基調としたチェックのシャツをバッと脱ぎすてました。なんだかその姿と呟きがとてもカッコよくて(好きすぎる…)、私はこう声をかけました。「お!やる気だね!!」「やる気満々だね!!」するとどうでしょう。りょういちさんは小さな声でこんなことをいうではありませんか。「…やる気なんてないよ。」「…やる気とかないよ。」え?!!あんなにかっこよく上に羽織っていたシャツをバッと脱ぎすてたのに?!「さて。やりますか。」って呟きながら脱ぎすてたのに?!!「え?!やる気ないの?」「今のやる気満々な感じだったよ!」私はりょういちさんのことがいつだって知りたいので食らいつきます。するとどうでしょう。りょういちさんがこんなことを言うではありませんか。「…やる気とか恥ずかしいから…」なんと小さな声でしょうか。
この「気合を入れるのが恥ずかしい」「やる気とか恥ずかしい」という気持ちというか、このニュアンス
僕と同じような要素をお持ちの方は、既にその発言の真意をうすうす感じ取っていらっしゃるのではないでしょうか?
どうですか?
わかりますよね?
まぁ…
あれです…
つまり、、
だからぁ
ね?
怖いの
向き合うのが 。。。_| ̄|○
はい。
お、
おーよ!
要は、逃げとるんじゃい!!(。-`ω-)
(↑ いきなり逆切れ)
つまり、
「やる気満々です!!」「気合入っちゃってます!!」
なんて豪語しておいて、もし失敗しちゃったら恥ずかしい…
っていうやつです。
それよりも
「いや~最初からそんなにやる気なかったし~」
「気合入ってるって程でもないですよ~」
みたいな?
そんなスタイル。
これぞ伝家の宝刀!
THE 失敗の前に先回りして身の安全を確保しつつ、成功した暁には気合も入れてないのにこんなに見事に出来ました、こんなオレどうよ!!という2段階スライド式ショックアブソーバー!!
なのであります。
いやね、
そりゃあ僕だって「オレ気合入ってますから!!」とか言っちゃって結果になんてこだわらずに健全に今やる事に邁進する。
でもって結果も立派に出しちゃう。
そんな姿を美しい!!恰好いい!! とは思いますよ。
自信のある発言を僕もしてみたい、とも思います。
でも、もともとが弱い人間性なのか、今までの経験上の負け癖の集積のせいなのかは分かりませんが、斜に構えておいて心のシートベルトをしっかり〆ちゃうのが何時の間にやら僕の定番スタイルになってしまっていたのです。
そしていつの日にかシートベルトと自分が一体化してしまって、「本当に自分にはやる気や気合が無いんだ」と自分でも思い込んでしまっていた様なんです。
しかもたちの悪い事には、真正面から気合を入れて健全に頑張ろうとしている人を何処かでバカにしたように横目で眺めてしまう様な悪癖まで…
へ?
「やる気満々なの⁉気合入っちゃってるの⁉」
ぷぷ~っ!
きゃ~!お恥ずかしい~!!
ってな具合に。
情けない。
真正面から向き合えない自分を自覚したくないもんだから安全地帯から高見の見物を決め込んじゃう有様。
若かりし頃には、こんな僕の態度で当時お付き合いしていた真面目な彼女を怒らせてしまった経験もありましたっけ…
ま~ 怒るわなぁ…
普通は。
ごめんなさい。
そう、
僕は自覚したくなかったんです。
素直に頑張ったり、真摯に物事に向き合えない自分に。
しかし、
いくらシートベルトと一体化したっていっても何処かで何時も気付いていたんです。
くすぶっている感じが何処かであった。
認めたくないけど何だかんだ言い訳して目の前の事から逃げてしまう傾向。
治せばいいのになかなか治らないこの傾向。
僕にはいつしか自分を頑張れない駄目な奴、という思い込み癖が染みつく様になりました。
でもね、
最近、見る視点が少しずつ変わってきたんです。
いえ、気合が入るようになったとか、やる気が充実してきたとかじゃないんです。
全然、相変わらず。
あくまでも視点が変わってきたってお話しです。
でも、この視点のお話しの前にちょっと自慢入らせてもらいます。
見て下さい!このカレー群を
わお!美しい事!!
素敵だろ?
好き…なんだろ?
食べてみるかい?
どうですか?
これ全部僕が作ったんですよ!
これ、なかなかだと思いません?
これ「やる気はなかった」の結果でしょうか?
僕4~5年前まで料理全く出来ない奴だったんです。
今もカレー以外ほぼ出来ないんですけどね(笑)
でも僕の中では「気合」や「やる気」で頑張った感じなんて全然ないんです。
今、これ見て思う事は「やる事は結局やって来たんだよなぁ」っていう当たり前っちゃあ当たり前の事なんです。
え?結局それは「やる気」あったって事じゃないの?
「頑張った」って事じゃないの?
っていう解釈をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな意味付けは人それぞれだと思うんです。
あくまで僕には「やる気」とか「頑張った」感覚なんて全然ないんです。
「本当に好きな事に対しては努力とか苦労って感じないものだよ」
とか言うセリフもはっきり言って大っ嫌いだし、なんか気持ち悪い。
まるでとって付けたようなセリフだと思っちゃうし、何でも綺麗に終わらせて良しとしたいんじゃないの?って印象を受けちゃう。
だいたい僕は未だにカレー作りが本当に好きかどうかなんてわからなし、すげぇ好きな時もあればすげぇ嫌いな時もある。
「いや、だからさぁ、そう言うのを好きな事って言うんだよ!それを全部含めて好きな事なんだってば~!」
「本当に好きな事が見つかってよかったね~」
うっさいわ!!
ボケが!!
本当に好きな事ってなんじゃい!!!
何でもかんでも綺麗事かっ!!!!!!!!
って、
まあ、脳内会話の戦争はこのくらいにして(´・ω・)
何が言いたいかって言うと、半分ウソで半分ホント、みたいな事だと思うって話しです。
「やる気」「気合」「努力」が本当に全くなければ僕のカレーもここまで進化しなかったのは事実としてあると思うんです。(初期のカレーね☟)
だから僕の「やる気が無い奴」とか「向き合えない奴」って自己評価は半分ホントで半分ウソだよなぁ~と思うんです。
僕だけでなくて、割と多くの人がちゃんと出来てきた事とか、成し遂げて来た事って沢山あるのに中々そこを評価しない傾向にあるんじゃないかなぁと。
自分がやらなかった事とか出来なかった事に対しての注目度の方が大概高くって「駄目な奴」ってレッテルを貼っちゃう事が多い様な気がするんです。
でも事実は何時でもやる事はやってきたし、やらない事はやらなかっただけ。
そこへの自己評価は何時だって後付けの自己解釈。
僕の今までの人生をちゃんと素直に振り返ってみれば、学生時代、サラリーマン時代、整体師時代、庭師時代、頑張る時は頑張ってたし、向き合う時は向き合って来た。
そういう自己解釈も全然できる。
なかなか自覚できないし、自分で認めようとしない悪い癖はあるけど。
だから「気合入れるのが恥かしい」っていうセリフに象徴される僕の自己評価の低さは半分ホントで半分ウソ。
僕はこんなに素敵なカレーをいつの間にか作れる様になった僕の人生が大好きだし、色々な事から逃げてきてカレー作りとブログを書くくらいしかやる事がない自分の人生が大嫌いです。
ま、全く想像もつかなかった素敵な人生だとは思うけど…
いや、
ホント、
嫌い、こんな人生。
どちらかと言うと嫌い。
結構、嫌い。
人生なんてクソだと思う。
僕はどちらかと言うとネガティブ優勢な方です。
だから「気合入れるのが恥かしい」なんてつい思っちゃう。
でもそれでいい。
変えるつもりはない。
「僕は自己肯定感が低いんです!」って断言して自己肯定感だだ上げしちゃう。
「ひねくれた所があるんです!」って素直な所出しちゃう。
だから僕のスタイルは今後も変えるつもりはないし、変わらない。
だって僕にはこれがある!
そう、伝家の宝刀!
THE 失敗の前に先回りして身の安全を確保しつつ、成功した暁には気合も入れてないのにこんなに見事に出来ました、こんなオレどうよ!!という2段階スライド式ショックアブソーバー!!
半分ウソだけど…
藤山家嫁ゆっきぃ 最愛の旦那さん亮一さんと最愛の娘(7歳)空さん、義理母きみ子さんの4人&愛猫2匹でめっちゃ幸せに暮らしている。亮一さんと私、双方から1つのテーマについてやりとり形式のブログを書き綴っていきます。 夫婦のこと、SEXのこと、子育て…亮一さんの面白い視点に注目!