今日の合氣的気づき:「稽古の指導をしている時に注意すること」
合氣道の指導をしている時に一番注意するのは安全。合氣道は二人一組になって組技を練習するのが多いので、一組ごとの間隔を十分取る必要があります。
経験も技の習熟度も異なりますし、練習している人たちはまじめに取り組んでいる分、自分のことにしか頭が働かなくなります。指導者は一人一人に技のポイントを伝えつつ、各組がぶつからないように、常に全体を見通す必要があります。
これは工事現場の監督、学校の体育の先生も同じような役割を持っています。作業をしている職人さんたち、あるいは生徒たちが目の前のことに集中できるように、安全な環境をつくる必要があります。
そのためにはまずは視野を広く保つことあり、そのためには姿勢を正しくすることであり、そのためには心が落ち着いていることであり、そのためには日頃の生活習慣を整えることに行き着くのでは、ないでしょうか。
これからも生活習慣を整えるのに役立つメソッドを紹介していきたいと思います。
今日もありがとうございます。