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50歳からの挑戦

1、体づくりを始めたきっかけ

50歳を目前とした頃

父を看病していた母の体調が悪くなってしまいました。10年以上、父の介護を頑張ってくれていた母に感謝です。

あれは、冬の寒さが体に響く時期でしたね。
突然の母からの電話!
この電話から、母に代わって父の介護がはじまりました。

今から思えば

この父の介護の期間は、私と父との間で一番会話をした期間と言ってもいいくらいです。
会話をしながら数週間があっという間に流れていきました。
日に日にベッドの上で背中の痛みが増す父は会話も少なくなっていきました。

父は側弯症でした

背骨が曲がっているため横になる向きが決まってきてしまうのです。そのため、ベッドに当たっている背中の部分に痛みが出るようでした。
実は、私も軽い側弯症です。服を着ているとほとんどわかりません。
ですが、父の介護を始める数年前から、腰や背中、肩や首、膝の痛み、外反母趾痛として自覚症状が出ていたのです。
父の介護をしながら、
『これは、本気で体づくりを始めなきゃいけない!』
と感じました。
それまでは、日常生活では痛みをごまかしながらなんとか動けていたので、体づくりの必要性に気づいてはいたものの、そのまま時が流れていたのです。

父が最期に

「このままじゃダメだ!!自分の身体と向き合え!!」
と私の背中を押してくれたと感じています。
目の前で苦しんでいる父を見て、30年後の自分の姿を見ているようで怖くなりました。

これが、私が本気で体づくりを始めたきっかけです。

2、本気の体づくりスタート

父を見送る少し前の出来事

一通のメールが届いていました。
私が「身体で困ったことがあったら、この人に相談しよう!」と密かに思っていた人がいました。
ちょうどその人が、「運動・食事・生活習慣」この3つを自身のライフスタイルに合わせて、バランスを取りながら健康になる方法を世に広める学び場を発足するということでした。

本気で身につけたいなら、指導者になれ!

これが、私の経験上で身に染みて実感していたことだったので、本気で体を変えようとしていた私は学び場へ参加しました。
最初の3ヶ月は、自分のトレーニングをしながら、指導者になった時のためにクライアントさんの気持ちを実感する期間でした。

トレーニングの結果

3ヶ月でウエストが-10cmになりました。
その他、身体全体的についていた贅肉がとれ、見た目がスッキリしました。
家族はもちろん、近所の人にも

「何かやってるの?痩せたよね!」

と言われましたね。
息子や娘は、私の変身ぶりを見て、自分達も同じトレーニングを始めたくらいです笑
本当に、身体の奥底から力が湧いてくる気がしました。
「自分が、まだ、こんなにエネルギッシュになれるんんだ!」と驚いたものです。

4~6ヶ月目は

最初の3ヶ月での反省を踏まえて日々のトレーニングや食事・休養などを自分のライフスタイルにより合わせて取り組みました。
この期間に体づくり初心者さんのための講座開催のチャレンジもしました。
この期間は、まだまだ、自分の変化でさえ
「本当にこのスッキリ状態が続くの?」
と自分を信じ切れていませんでしたね。

7~9ヶ月目は

自分の身体の歪みに気がついた時期でした。
トレーニングを重ねてダイエットはできたのですが、身体に痛みが出てきたのです。
それまでにも、腰痛や肩こり、膝痛、外反母趾痛など、そして、更年期の症状(朝起きた時のだるさ・急に身体が熱くなる)も出ていました。

トレーニングをはじめた頃は、血流がよくなったり、栄養バランスも良くなったからか、これらの痛みが軽減したり、なくなったりしたのです。
半面、右膝の嫌な感じの痛みが出てきたので、膝を使うスクワットなどの回数を減らしました。
あの頃は、意識できていませんでしたが、今ならわかることもあります。
体づくり初心者さんは、自分の身体とはいえ、意識できていないところだらけなのです!

10~12ヶ月目は

「歪みを整えよう!」と決めた時期です。
近所の整体へ通って知識を増やしました。
自分でトレーニングの動きを考えました。
現状を、過去を、そして、なりたい自分の未来の姿を思い描きました。
「あと、1ヶ月がんばろう!」
と、とにかく継続していました。
どうしても、父の姿がまぶたの奥から離れず、自分も未来でベットの上で痛がっているかもしれないという怖さが継続できたカギだったようにも思います。

2年目

あれ?!まだ理想の身体にはなっていない‥
どうする!?本当に変わるの?大丈夫?
前半は、このような不安と戦う時期でした。
ですが、
骨格まで変えていく。理論上ではできる。
未来で、元気に、好きなことをしていたい!

この切なる思いで無心に取り組めました。

後半は、自信と不安が交互にやってはくるものの、希望の光が見えている城代ですね。
それが『今』です。

今後は

今までの経験を、私と同じように悩んでいる方のお役に立てるよう活動していきます。

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