メディアに取り上げてもらうためのPRメソッド
新米起業家として、PRの勉強に、と思って以下のYouTube動画を視聴した。
視聴し終えて、これからビジネスを考える上で重要な視点が紹介されていたので記録しておく。
☆前編☆
『電通クリエーターは“企画ブレスト術”で差をつける/元テレ朝アナが脅威のプレゼンスキル披露』
☆後編☆
『【明日から使えるスキル】電通グループ開発の“破壊的メソッド”/一流クリエーターが実践するブレストを会得』
前編では、令和トラベルの大木優紀さんが考えた「メディアに取り上げてもらえる旅行プラン案」を披露している。
そして後編で、その案を電通PRコンサルティングが生み出したPRのメソッド「PR IMPAKT」を使って、参加者で議論しながらブラッシュアップしている。
「PR IMPAKT」とは、電通PRコンサルティングが報道を論調分析(報道を大量に調べて共通の視点がないか調査分析して)作ったメソッドである。
具体的には、以下の6個の要素を指す。
***
●Inverse ○○なのに○○、○○なのに実は(逆説)
●Most 初、○○すぎる
●Public ○○問題、社会性、地域性(同じ事をやっても地方のニュースの方がニュースになる)
●Actor あの人(個人名、社長、小学生なのに塾を開いた等)
●Keyword キーワード(出来るだけ端的な短い言葉で表現する)
●Trend 時流、世相、季節性、熱狂、行列
***
このうち特に、IとMの要素はマストで入れる必要があるそう。
このメソッドによって、大木さんのプラン案が以下のようにブラッシュアップされた。
【原案】
韓国入国規制解除 今日から観光ビザ不要
〜第4次韓流ブームで大注目のソウル旅行〜
↓
【ブラッシュアップ案】
韓国入国規制解除 今日から観光ビザ不要
〜「推し旅」を進めるための旅前から盛り上がる
センイル広告付き旅行プラン〜
大木さんは元アナウンサーでニュースに触れられてきたので、原案の時点でかなり素晴らしい…
講師の方から見て、【原案】の「ソウル旅行」の部分に「IMPAKT」の要素を入れるともっとよくなる、とのことで、3人で案出しして【ブラッシュアップ案】となった。
☆動画からのまなび☆
「PRは情報優位」
→情報戦にベンチャーも大企業もない。
→会社員時代の13年間は、世間や流行、SNSに関心を持てていなかった。13年の間で時代に取り残されている感覚があるので、これからインプット&アウトプットを繰り返し、感覚を取り戻しながらビジネスを立ち上げていきたい。