フリーランスがエージェント飛ばしの直契約に失敗する3つの理由
こんにちは、大平(@yohira_dev)です。
今回は、「フリーランスエンジニアがエージェント飛ばしの直契約に失敗する理由」について解説していきたいと思います。
エージェント利用のフリーランスエンジニアが直面する「抜かれ続けるマージン」の課題とは
いわゆるフリーランスエージェントを利用して案件を獲得している場合、商流は
発注元 -> エージェント -> 自分
という構図になります。エージェントを仲介しているので毎月マージンを抜かれます。
例えば客出し単価が月額100万、20%マージンだと月20万は抜かれることになります。
もし仮に1年間継続した場合、年間で総額240万円がエージェントの取り分ということになります。
案件の新規獲得のときには面談の日程調整や契約締結など頑張ってくれたものの、一度契約を結んでしまうとあとは月次の稼働日報の提出だけ、というエージェントも少なくありません。それなのに月20%を抜き続けるのはおかしくない?と考えるエンジニアもいるのではないかと思います。
そこで、例えば契約形態を
発注元 -> 自分
に変えてもらって、単価を月90万とする。
発注元は支払い総額が10万下がって、自分は手元に入ってくる額が10万上がる。
(エージェントを除けば)お互いWIN-WINじゃないか、そう考えるわけですね。
で、これをそのまま客先に持ちかけてみたのに、なぜか発注側は難色を示してきた。なぜ?
特に独立歴の浅い駆け出しフリーランスの方からこのような相談を受けることが多いです。
提案が通らないだけならまだ良いのですが、エージェントが怒ってトラブルになって契約を打ち切られた、というケースもあります。
この記事では上記のような「単純な直契約切り替え」が通らない理由とその解決策について解説します。
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