第八章 依存しない生き方と本当の自立
依存するってのは、この人(もの)が居なくなったら困る、生きられないって事。
だけだと思っていた。
他人に対して自分の望む行動(意見)を求める人も依存なのだ。
わたしも以前はそうだった。この人がこう言った(した)から自分はこうしたとか、環境がこうだから自分はこうなんだとか。頭で考えてばかりで全く自分自身の心で動いていなかった。
なぜ他人にイライラするのか?そして依存するのか?
それは自分自身が自分のことを知らず、自分に自信が無いからだ。
だから自分が満足できないことを他人に求め、拒否されると腹を立てたり、好きな人が自分の所から居なくなると不安で仕方ないのだ。
では、どうしたら解決できるのか。
それは
自分自身がどんな人間かを知り、過去を克服し、自分のことを完全に信じる事ができるようになれば、他人や物に依存することは無くなる。
ひとつ勘違いしてほしくないのは、自分の事を知ろうとせず、過去(トラウマ)も克服せずにやりたい事をやる人はただの傲慢な我儘なひとだ。
根本的な所が解決していないのに、近道をするということは、結果的に相手に依存しかねない。
つまり、他人のことばかり見てしまいストーカーのようになってしまう。
自分を完全に信じることができれば、自信がつく。自信があれば他人や環境がどうあろうと気にならなくなる。
結果的に、他人や環境をコントロールしようとはしなくなるので、物事が自然に動くようになり、不安なども無くなる。
ひとりで生活できることが自立では無い。
本当の自立は、自分自身を信じることができる人の事をいうのだろう。