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「柔術界永遠の論争に解剖学が終止符…!?レスリング&トップ vs ガード派、強いのはどっち?」CJI 2024“世界最高ガードプレイヤー“リーバイ・ジョーンズの快進撃を通して読み解く。
グラップラー・高橋“SUBMISSION”雄己が今の格闘技シーンで気になるテーマをピックアップ。
フィジカルトレーナー・森安一好が解剖学の視点から深掘り解説していきます。
第三弾のテーマも、第一弾&第二弾に引き続き先に行われた世界的グラップリングイベント『CJI』から。
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高橋 今回のテーマはズバリこれ、寝技をやる人なら誰しも考えた事があるのではないでしょうか。「俺はガードを磨くべきなのか?トップを強くすべきか…?」と。
「トップ vs ガード」技術の潮流やルールによってトレンドは移り変わっているこの論争ですが、ここ最近はトップ&レスリングが主流となっていました。しかしそんな中で先の世界的グラップリングイベント「CJI」において、リーバイジョーンズがボトム一辺倒の戦法で決勝進出を果たします。
森安 岩本選手に勝ったハルクや、ルオトロ兄弟の兄であるタイ・ルオトロを破っての決勝進出はセンセーショナルだったなあ…。
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高橋 そうなんですよ。俺もリーバイの活躍を現地で観て、ボトム派復権の新時代が来たのかと思ってしまいました…。
今回はこのテーマに技術的な観点でなく『人間の身体の構造の観点』から、一つの回答を出して頂こうと思います…!
森安 飽くまで技術的な側面も多分に作用するものだから一概には言えないけど、「解剖学的にどちらが有利か?」自分の中に回答はあります。
高橋 おお…!まじか!答えあるんだ…。
ルールや技術が変わっても、手足が2本ずつあって頭があって…という人間の形は変わらないですからね。組み技を論ずる上で、大変意味のある議論になるんじゃないでしょうか!
森安 そうだね。「身体を動かすエネルギーの仕組み」の観点から、この点解説していけたらと思います。
高橋 よろしくお願いします…!
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