見出し画像

初めての決算を迎える会社のサポートをして気づいたこと

こんばんは、ゆきのです。

今日は少し体調が良くありませんでした。
日中は蒸し暑くて朝晩が冷え込む気候の中体調を崩されている方もいるんじゃないでしょうか?

午前中は体調が悪いことに気がつかずに「なんでかやる気がでないなぁ」と思っていたのですが、夕方から「体調が悪いのかもしれない」と認識したとたん鼻水が出てきて熱が出てきました。認識ってすごいですよね。

初めての決算を迎える会社さんのZoomサポートをして気づいたこと

夕方から夜にかけてどんどん体調が悪くなりつつある中、21時過ぎから初めての決算を迎える会社さんのZoomサポートをさせていただきました。

サポートをさせていただいた会社の経営者さんは一期目の決算を迎えるために会計ソフトの入力を進められているのですが、簿記の知識がないため入力がうまく出来ずに困っている状況でした。

大きな会社だと経理部門があって専門のスタッフがいると思いますが、一人社長の会社では簿記の知識がないまま会社設立をして社長自らが簿記をする会社が多いですよね。

私も会社設立をする1年ほど前に知人の会社の記帳代行のお仕事をせていただいていたとはいえ、ちゃんとした簿記の知識がないまま会社を設立しました。


実際にやらないと身につかない

ここ3年間で何十名という経営者1年目の方の簿記をお手伝いさせていただいて気づいたことがあります。

実際に追い込まれないと学ぼうとしない、学べない
決算期になって初めて自分のこととして認識する
実際に悩みながらも手を動かして自分で入力してを繰り返した人は理解するのが早い
諦めずに理想の決算書を作り上げた会社はその後の可能性が広がる
諦めて税理士に丸投げしてしまった会社はその後の可能性が狭くなる(修正申告が必要なレベルの会社もあります)


私の会社はどうだったのか?

一期目の決算の時に3日間泣きっぱなしで取り組んで悟りを開きました。当時3歳だった娘が今でも覚えていて「あーちゃん何であの時泣いとったん?」と言います。娘は私のことをあーちゃんと呼びます。話し始めた時にかーちゃんがうまく言えず、あーちゃんと呼び始めてそのまま愛称になりました。

当時分からないことだらけでしたが、私には諦めるという選択肢がありませんでした。「着地点は見えているのになんで合わないの!」と半分気がおかしくなりそうになりながらパソコンと向かい合い、数字を書いてはチェックしてを繰り返していました。当時は掛け取引の考え方がなかったのが数字が合わなかった1番の原因でした。

おかげで決算書の中のさまざまな数字を丸暗記してしまうほどになりました。税理士さんに決算処理をお願いする頃にはかなり頭の中も整理されて理解度も上がっているのを感じました。

「ギリギリにやるんじゃなくて前もってやっておけば良いやん」と思いますが、私は追い詰められないとやらないタイプなんですよね(笑)


経験を積むことで学んだこと

焦らずに決算を迎えるためにもっとも大事なことは、ある程度の期間を決めて会計ソフトへの入力を行うことです。

簿記がわからないからと入力をせずに1年間経ってしまって決算期に焦ってしまう経営者さんをたくさん見てきました。ある程度の期間を決めて会計ソフトへの入力を行うことで、決算期に焦らずにすむんです。

私の会社は今年の6月に4期目の決算を迎えますが、4期目は今までにないほどに会計ソフトへの入力が進んでいます。
5月分までの入力がほぼ完成していて6月の見込みも仮入力して全体像が把握できる状態になっているので、全く焦っていません。

特に今期は補助金の申請や融資申込みを数多く行なったため、タイミングタイミングで数字を確定していく必要がありました。そのおかげでこまめに会計ソフトへの入力を行なっていたんです。

1期目に大変な思いをした経験から、ある程度こまめに入力しようという意識がついていたのも良かったと思います。


会社経営1年目の方にお伝えしたいこと

【まずは会計ソフトを導入して実際に取引を1つでも良いので入力する】ことを出来るだけ早い段階で済ませておくことが大切です。

会計ソフトに入力しないといけないと思っていても「まだ時間があるしまた今度でいいや」と後回しにし続けるとあっという間に1年が経っていて焦ることになります。

会計ソフトを導入して取引を入力することで最初の一歩を踏み出せます。そこで自分が全く分からないと気づけば学ぼうとするし、時間があるので必要以上に焦ることもありません。


オススメの会計ソフト

オススメの会計ソフトを聞かれることが多いのですが、私はfreeeをオススメします。
私の会社は顧問税理士さんの関係で違う会計ソフトを使っていますが、個人事業ではfreeeを使っています。相談に乗っている会社さんもほぼfreeeを使っていますが法人口座の連携も出来て入力の手間が省けるのと簿記の知識がなくても入力ができる仕組みが有難いですね。

今はやり取りのほとんどがインターネット上で完結するので地元で税理士さんを探すことにこだわる必要がありません。freeeに対応できる税理士さんを探せば良いですね。


私の会社が決算に向けて準備する中で感じたことをnoteに書きました。
まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!

では、また(^^)/


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?