混沌について
このnoteは、私が描いている世界観の中で定義されている『混沌』について紹介します。
混沌について
混沌は世界の始まりからある存在で、世界に存在するあらゆるものが混沌から生まれている。
混沌とは「世界の全ての存在と同一のもの」である。
能力としての混沌
混沌はエネルギーでもあって物質でもある。生物でもあり非生物でもある。
あらゆる存在の元である性質を持ち、“存在する”という性質が強く耐久力が高く威力も高い。しかし、「全てであると同時に全てではない」ため、形状や性質は曖昧であることも多い。
一部の能力者は混沌の中からあらゆる性質を抽出して使用することができる。しかし、これを使えるのは本当に一部の人に限られる。本来は全てが混ざり合った曖昧な存在である。
世界に存在する混沌の役割
世界のあらゆる存在の基となった混沌。世界が出来上がる前から存在している。
混沌はいくつか点在する世界に間に存在している。混沌は「世界を隔てる壁」であると同時に「『神の記憶』に情報を繋ぐパイプ」でもある。
寿命を迎えた世界は『混沌』に飲み込まれて消えていく。また新しい世界として『混沌』から生れ落ちる。
混沌の中には『異界』と呼ばれる世界が広がる。その世界はどこまでも広がるが、曖昧な存在の世界であるため全貌はわからない。
『異界』の役割は混沌を統べるものが変化するたびに異なっている。
混沌を統べるもの
かつて“神の半身”が『世界を混沌に戻す力』を所持していた。その時代の混沌は“神の半身”の意思の元、世界を見守り静観をしていた。(世界の壁と世界の情報を運ぶ存在という性質のみだった。)
“神の半身”は世界の初期化に失敗しその意志は混沌の中に溶け込むことになる。これにより“混沌の意思”が誕生し混沌を統べるようになる。
・神の半身が関わる物語について
https://note.com/yukinokurage/n/n55abb692ae6b
・混沌の意思について
神の半身の意思が混沌の中に溶け込み、新たに生まれたのが”混沌の意思を持つもの”である。この存在が混沌を統べることになる。
目的は全ての世界を混沌の中に取り込み世界を一つにすること。異界は世界を取り込んでいき浸食をしていくことになる。
この混沌の意思は取り込まれた世界の英雄たちに敗れ消滅する。しかし、少しずつ時間をかけていくつかの別の存在として生まれ変わる。
世界の秩序を保つための存在として生まれ変わったもの。再び世界を取り込もうとするもの。「混沌の敗北」から学び、混沌を進化させようとするもの。
これらの存在によって混沌や異界は様々な性質を持つようになる。詳細についてはそれぞれの世界観の説明noteで後日記述します。
【あとがき・補足など】
『異界』という世界観は“ファイナルファンタジー”のアニメに影響を受けている。自分自身でも『異界』という存在や設定は考えていたのですが、あの作品にハマって強く影響を受けました。
あのアニメはとても面白かったのですが、途中で打ち切りになってしまったんですよ。とても残念。
あの世界観もキャラクターもとても好きで、好きすぎてほぼそのままの姿で自分の作品に登場させてしまっています(笑)