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コミュニティが持つ価値とは
2022年の年末最後と2023年最初の学びは、「コミュニティマネージャー養成コース(通称:コミュマネゼミ)」から始まった。
ここでいう「コミュニティ」は、特定の目的を持った人が能動的に参画し、コミュニケーションを取りながら交渉や意思決定をする人の集まりだととらえてもらいたい。
このようなコミュニティの形成を促し、「安全な場」をつくり、コミュニティを活性化することを促す役割がコミュニティマネージャー(通称:コミュマネ)だ。
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本コースの期間は2022年12月上旬から翌年1月下旬。週1ペースでオンライン講義やワークショップがある。全6回のうち残り2回となったところで、自分自身が考える「コミュニティが持つ最大の価値」について考え、ZOOMのブレイクアウトルームで意見交換をする時間が設けられた。
その中で私が言語化した価値と理由は以下の通り。
コミュニティが持つ最大の価値
自分だけでは到達できない考え・場所・ゴールに運んでくれる。
自分だけで山を登らず、仲間と助け合って登れる。
その理由
人の時間には限界があるけれど、経験で追体験することができたり、知識やパッションを借りて目標により早く到達できたりするようになるから。また、自分のアイデアが他の人の過去・現在・未来と掛け合わさってより良いものや新しいものが生まれるようになるから。
この考えに至った背景
POOLO3期に参加していた時に、コミュニティの重要性とそのパワーを肌で感じた。
「懐かしい、この感覚。視野が広がったり、思考がどんどん深まっていく。自分の意見がブラッシュアップされていく。そんな感覚。」
以前にもnoteで書いたとおり、コロナ禍の私は水不足でそろそろ潮時のガーベラみたいにしおれていた(猫背はいつもか)。何となくやりたいことはあっても、コロナで先が見えない。楽しくやりがいのある仕事をしていても「幸せ」と作り笑顔で言うことしかできない。
当時の私は、コロナで社会が止まる2020年2月末のまま、何かが止まっていた。
今振り返ると、それは同じ目標や価値観、趣味など、共通点を持つことに加えて、「高めあえる仲間」とのつながりを感じることが難しい生活をしていたからだと思う。
POOLOの中で自分に向き合う時間をつくり、言語化した意見を仲間に伝える。その意見に本気で向き合って言葉をかけてくれる、気づかなかったことに気づける。「こうしてみよう」「やってみよう」という気持ちが沸き起こる。
浪人時代から大学生の時は、そんな気持ちを湧き起こしてくれる人との出会いがたくさんあった。予備校の同期、学部、ゼミ、サークル、バイト先、国際交流プログラムの同期、海外で出会う人、卒業間際で参加した世界青年の船事業(通称:SWY)、そして日本語パートナーズの同期…。
純粋に自分のやりたいを伝えることができる環境があったな~と。当たり前すぎて気づかなかった。私の原動力を支えてくれたのは、紛れもなく私と関わってくれた人たちと、「やりたい」を応援してくれる環境だった。
プレイヤーからコーディネーターへ
去年は私の中で、コミュニティの「プレイヤー」から「コーディネーター」への変遷期だったと思う。
前職では国際交流プログラムの「コーディネーター」の肩書を持っていたが、POOLOやその後参加した国際交流プログラム・東南アジア青年の船(通称:SSEAYP)青年会議でも、もう一度「プレイヤー」としてコミュニティに参画した。
SWYの時にできなかったことを全身全霊でこの2つのコミュニティにぶつけた。確かに「あれもやりたかったな~」「これもやりたかったな~」と思う一方、もう、SWYの時に感じた悔しさは、一ミリもないのだ。
そろそろ現役プレイヤーの看板を下ろす時が来た。
2023年は、所謂「参加者」「プレイヤー」の階層からより高い視座で物事をとらえ、コミュニティ全体の進行方向を確認できる存在になりたい。
ちなみに、まだディレクターやデザイナー、なんていう肩書は名乗れない。
0から1を生み出すスキルが、まだ足りなさすぎる。
だから、これまで仕事でもやってきたとおり、既存のものをどう配置するか、どうつなぎ合わせるかを決める「コーディネーター」のスキルを磨いていきたい。(あわよくばディレクターやデザイナーなんて役割も挑戦できたら、なおいいけれど…。)
コースが終わった時のゴール
初回のワークの中で、このコースが終わったときのゴールを設定した。それを今少し振り返ってみる。
コースに申し込んだ理由から振り返る
・ロジカルに「コミュニティ運営」について学びたい
→達成できた
・「良いコミュニティ」を自分なりに定義できるようにしたい
→達成できた
・自分が好きなこと、得意なことで副業スキルを身に着けたい
→これができたら最高。でも得意なことは見えてきた。
ゴール:どんなコミュマネになりたいか
・メンバー同士で共感を育むことができるコミュニティづくりができるコミュマネになる
・自信をもって「よりよい場づくりができます!」と言える人になる
→これは次回の実践のイベント運営と、今後の活動でしっかり確認していきたい。
余談(水瓶座の時代とコミュニティ)
私は星占いが好きだ。
2020年頃からずっとファンとして応援している占い師さんがいる。彼女は、「これから始まる水瓶座の時代では、①世界の分断が起きる(ポジティブな方向に向かう人とネガティブな方向に向かう人、といった両極端化が起きる)②似た者同士の円がたくさんできて他の交わらない円のことは見えてこなくなる」…ということが起こるようだ。
よかったら2023年上半期占いもあるよ。
※まわしものではありません(笑)
私の解釈はこうだ。確かに、コロナ禍でほぼ鎖国状態&国内でも移動が制限される状況が続き、旅に出ないと見えない・会わない・気づかないことも多くなった。
テレビが数年前に比べて格段に支持勢力を失い、「全国民共通の話題」が無くなる。各々の興味関心が細分化していく。話が合う人とその話題をすることが多くなる。SNSやネット検索の広告が自分用にカスタマイズされて他の広告には触れる機会が少なくなった。
現代社会は、自分から外の世界を見に行かないと、どんどん自分の世界が狭くなる仕組みになっている。
だからこそ、私が関わる人やコミュニティは、少しでもポジティブな方向へと一緒に進んでいきたい。だから、「この人の心にもう一つの世界の存在が響けばいいな」って、情報をおくる。できるだけ、ワクワクが生まれるようにみんなを支えたいと思っている。
…こんな時代だから、POOLOとか良いと思うんだよね(突然)。
POOLO5期の申し込み締め切りは、2月20日だよ~。