ソーシャルメディアが与える      世界への影響

はじめまして今回はソーシャルメディアが世界に与える影響を考えたいと思います。

Facebook(フェイスブック)・Twitter(ツイッター)・WeChat(ウィーチャット)等のソーシャルメディア・プラットフォームは、社会の一体性、紛争のダイナミクスおよびその他の社会問題に正負双方の影響を与えています。 (引用→https://toda.org/jp/research/social-media-technology-and-peacebuilding.html

ソーシャルメディア・プラットフォームができること

ソーシャルメディアは憎しみや暴力を煽り、対立を助長し、独裁的指導者に対する支持を拡大させてしまうことが可能な一方で、オンラインでの対話や正しい情報の拡散を通して、ヘイト・スピーチに立ち向かい、問題意識を高め、民主主義と社会変革を支持する社会運動に力を与えることができます。(引用→同サイト)

SNSが普及している現代社会、その存在意義またはメリット・デメリットに言及します。参照したサイトは戸田記念公園国際平和研究所のホームページ。

六つの側面(6V)、すなわち量的規模(volume)、多様性(variety)、速度(velocity)、価値(value)、信憑性(veracity)、可変性(variability)

ソーシャルメディアは、多様な人々と集団が制度や組織による指導を何ら受けることなく、コミュニケーションを図り、情報を共有し、協力し合い、共同行動をとる能力を大きく向上させた。さらに、情報や画像や動画をかつてない速さで拡散させることが可能になった。ここで生まれるものは何か。

情報入手のメリット

 ソーシャルメディアは人と人とを間接的にを通じ合わせ、人に何らかの力を与え、とりあえず情報を入手しやすくさせた以下の取り組みがあるという。

・他者に対する共感、寛容、思いやりを醸成し、考えや経験を共有し、社会的孤立を防ぐ。
・社会問題に対処するための「シビックテック」(さまざまな社会財のための技術活用)の仕組みをつくる。
・政府が市民の意見を直接聴取できるようにすることで、民主的な統治を広め、国家と社会の関係を改善する。
・社会運動を通じて世界中の人々と連携して情報を交換できるようにする。権力の乱用を主要メディアが無視したり、隠蔽したりした場合でも、市民リポーターが記録に残せるようになる。
・危機対応、人道的援助、開発を支援する。ソーシャルメディア技術は、自然災害や暴力的紛争に起因する人権の緊急事態や人道上の危機に際して早期警告を発し、対応するうえで、きわめて重要な役割を果たしている。
・ヘイトスピーチ(憎悪の扇動)や暴力の脅威を阻止し、立ち向かう。
高官レベルの外国交渉における妥協や選択肢に関する情報提供を通じて、政策協議、外交、和平プロセスへの国民の支持を高める。
・ソーシャルマーケティングを活用した新たなクラウドソーシング(訳者注=インターネットを利用し不特定多数の中から受注者を募る手法など)、資金調達、支援者の拡大、一般市民の関与、取り組みのインパクト評価など、社会を良くするための取り組みを各集団で進めるにあたり活用できる新たな手法を創出する。

>他者に対する共感、寛容、思いやりを醸成し、考えや経験を共有し、社会的孤立を防ぐ。

これはあくまで取り組みであって、事実を示すものではないが個人的な感想を述べる。

たしかにTwitterやFacebookなどのSNSと多く呼ばれるツールの機能には、共感を示す「いいね」や「スタンプ」があるが、これの機能によって人々の自己顕示欲が高まり承認欲求が激しくなりいわゆる「いいね稼ぎ」などと呼ばれる行為をする者が続出しそれによって常に欲求が満たされない状態が起こり余計に孤立感を与えている気がしてならない。考えや経験を共有することは確かにできるので情報を集めるにはいいツールではあると思う。

社会問題に対処するための「シビックテック」(さまざまな社会財のための技術活用)の仕組みをつくる。
・政府が市民の意見を直接聴取できるようにすることで、民主的な統治を広め、国家と社会の関係を改善する。

……できているだろうか?もしユーザになんかしらの影響があるのなら、それはメディアに左右されているだけではないだろうか。

社会運動を通じて世界中の人々と連携して情報を交換できるようにする。権力の乱用を主要メディアが無視したり、隠蔽したりした場合でも、市民リポーターが記録に残せるようになる。

これは大いにあると思おう。現代メディアやニュースで取り上げている問題には、SNSをから拾い上げたユーザの声も多い。

>ヘイトスピーチ(憎悪の扇動)や暴力の脅威を阻止し、立ち向かう。
高官レベルの外国交渉における妥協や選択肢に関する情報提供を通じて、政策協議、外交、和平プロセスへの国民の支持を高める。

ヘイトスピーチに関しては確かに減ったと思うが、政策にそこまで高まっているとは思えない。

ソーシャルマーケティングを活用した新たなクラウドソーシング(訳者注=インターネットを利用し不特定多数の中から受注者を募る手法など)、資金調達、支援者の拡大、一般市民の関与、取り組みのインパクト評価など、社会を良くするための取り組みを各集団で進めるにあたり活用できる新たな手法を創出する

 確かにマーケティングの幅は広まっているようには見えるが、自殺問題などのニュースも報じられているので成功はまだだろうな。

<まとめ>

メリットは確かに見られるが課題は多い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?