「ギーツリバイスMOVIEバトロワ」を観たよ

 こんにちは、そしてお久しぶりです雪乃です。今日はクリスマスイブですが、私は今年の仮面ライダーの冬映画を観に行っておりました。ので、さらっと感想を。ネタバレ要素はなしです。(ネタバレ感想は書くとしたらふせったーを使ってTwitterで書きます。)

 去年の冬映画も好きだったんですが、今年はミュージカル俳優としてもご活躍の大貫さんが仮面ライダーになる、ということでミュージカルファンとしてもかなり楽しみにしておりました。

 そんな大貫さん演じる轟戒真/仮面ライダーシーカー。め〜〜〜〜〜っちゃ良かったです。

 大貫さんのお芝居をスクリーン、というか映像で拝見するのが初めて(唯一拝見したお役が「北斗の拳」のケンシロウ)だったのですが、なんか、本当に……良かったですね……(語彙力の喪失)。

 戒真は「フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳」で演じた王道のヒーロー・ケンシロウとは対照的な敵ライダー。抑えた渋めのお芝居に仄暗い生育歴が見え隠れするような危うげでダウナーな佇まい、そして「これ変身したら絶対強いじゃん……」という説得力が生身の状態でもしっかりあって、めっちゃ良かったです。変身ポーズもカッコよかった……シーカーの変身シーンのためにもう1回行っても良いかもしれない……。変身後の姿も、鹿の頭蓋骨が頭のパーツとして取り入れられていたり、工業的なデザインも好きです。リボルブチェンジフィギュア、お迎えしようかしら。

 鹿モチーフのライダーだからシーカー、かつ英語の「seeker(捜索者、求める者)」ともかかっているネーミング。彼がまさしくこの「seeker」の名を冠するに相応しいライダーとなる瞬間は……。これ以上書くとネタバレになるでしょうか。ですがシーカーは今後も物語を作れそうなので、ぜひ本編に……!と思っています。

 観終わった後にパンフレットを読んだのですが、監督のインタビューでもミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳」の言及があって、アタタミュ(「フィスト・オブ・ノーススター」の公式の通称)ファンとしては嬉しい限り。

 ミュージカル版のケンシロウは、誰かを救うことの難しさを実感した上で覚醒するというギーツライダーでいえばどちらかというと桜井景和のような成長をするヒーローとして描かれているので、密かに「このケンシロウ、メンタリティが仮面ライダーみたいだな……」と思っておりました。いや思ってはいたんですけど、まさか本当にケンシロウが仮面ライダーに変身することになろうとは。

 そしてギーツのレギュラーメンバーは、わちゃわちゃした感じが見られてよかったです。本編がどうしてもライバル関係だからな……。あとチャイナ服の吾妻道長はカッコ良すぎるから今すぐ人間国宝とかになってほしいです。

 そして今年の冬映画といえばやっぱり龍騎参戦。仮面ライダー龍騎は、私が今年の夏の終わりに新型コロナ陽性になりマジで外に出られなくなった期間にTTFCで一気見したらハマった作品です。
 龍騎は本当に人生で一番泣いた作品。人生で一番面白かった作品はありすぎて決められないけれど、一番泣いた作品は間違いなく、ダントツで龍騎なんですよ。テレビ本編しか履修できていないので全部を知っているわけではないのですが、とにかく大好きになった作品。
 内容の話はまあ置いておくとして、私としてはやっぱり「龍騎の情報がリアルタイムで更新される瞬間に立ち会えた」のが大きいです。リアルタイムで追ってみたかったな、と思いながらハマっていたので。限られた短い時間ではありますが、リアルタイムを擬似的にでも体験できたのかな、と。あとやっぱり最新のCGで見るミラーモンスターは凄かったです。技術の進歩がすごいです。

 あと、グッズの話。バインダーとかも買ったのですが、ご紹介したいのがコンケース。

デザイアグランプリのマークが描かれたコインケース。

まさかの、うちのモンスターバックルちゃん(自作のぬいぐるみ)ピッタリサイズでした。モンスターちゃんを外出させるときに良いかもしれない。

 さて、私はあとは仮面ライダー展に行ってきます。そして年明けはドンブラザーズの素顔の戦士公演!楽しみ!

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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