好きなものを100個書いたらみえた景色
蓮見ハルさん(@halxhal15)のツイートに影響を受け、私も好きなものを100個書いてみようと試みた。その結果がこちら。
つい先日も、自分の好きなものがわからない話を書いたばかり。「好き」とはっきり認識しているものだけを羅列すると、10個ほどで終わってしまった。「思い浮かべると気持ちの上がるもの」にターゲットを切り替えてもう少し粘ると、ぽつりぽつりと見つかりはじめて。粘ること数時間。やっとの思いで集めた私の「好き」を紹介したい。
自分の経験・感覚が何より大切
経験したこと、感じたことがあるものへの愛着が人一倍強いように思う。
keyword:気づくこと・腑に落ちること、思い出の場所、弾いたことのある曲、自分の書いたものを読むこと、日記、ポケモン・愛着のあるゲーム、手づくりの服・小物
そして、それを裏付けたり、意味付けしたりする知識を得ることは楽しい。
keyword:脳科学、生命科学、生理学、量子力学、東洋医学
反対に、学びたいと思うものの身が入らない学問は多い。たとえば政治経済、歴史、化学、プログラミング。まず、肌感覚で興味を持つことから始めたら、定着具合も変わる気がする。
季節や時間の移ろいが好き
美しい自然が「好き」という自覚はあった。しかし「気持ちの上がるもの」という観点で記憶をたどると、季節や時間によって移りゆくものが想像以上のウェイトを占めた。
keyword:朝の空気、青空、夕焼け、星空、月の満ち欠け、虹、桜、新緑、あじさい、紅葉、きんもくせい
並んだ言葉を読むだけで和む。自然の力は偉大。
人並みに食いしん坊
今回、最大の発見。食べ物に無頓着だと思っていたが、日常に癒しをくれるのは、私にとっても食べ物だった。
keyword:うなぎ、ナスの煮物、にしんの昆布巻、だしの味、柚子の香り、あったかいおにぎり、鯖寿司、焼きたてパン、あたたかいスープ、苺、苺大福、ミニストップのプリンパフェ、アイス、モロゾフのりんごチョコ、つまみ食い
和食とあたたかいものと甘味が特に好きなようだ。
生活感のなさにこだわる
keyword:洗練された建物、片付いた部屋、片付いたデスクまわり、片付いたPC、おしゃれな収納グッズ、ヨーロッパの建築
これは薄々気づいていたけれど、面倒くさがりのくせに生活感を隠したがる。気持ちに余裕があるときにはしばしば、メンテナンスが楽で見た目の美しい収納方法を考える。会社のデスクまわりやパソコンのデスクトップ、フォルダ階層も、散らかっているのは大の苦手。「部署で一番デスクが綺麗」との言葉をいただいたこともある。
人間関係は和やかさ重視
意識して個人名を挙げないようにした。夫は別格ということでお許しを。
keyword:安心感、和やかさ、共感しあえること、笑いあえること、感謝しあえること、笑いかけてくれる人、近い空気を感じる人、素直な人
「今日いいことあった」と思える関係をイメージすると、このような言葉に。緊張や妬み、諦めの空気が漂う関係は苦手で、それを避けたいという思いが強く出た。そうは言っても、とびきり嬉しいことを与えてくれるのはいつも、自分以外の誰かとの関係性。臆病になりすぎずに、少しずつ経験を積めば言葉も洗練される気がする。
おわりに
100個書き出すのには骨が折れたが、思いがけない気づきがたくさんあった。これを機に、余暇時間の使い方が変わりそう。「100個も無理」と感じるあなたこそ、ぜひ。
最後まで読んでくださってありがとうございます! 自分を、子どもを、関わってくださる方を、大切にする在り方とそのための試行錯誤をひとつひとつ言葉にしていきます。