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もう年だからな~とつい言ってしまう「エイジズム」
今朝のNHKで「エイジズム」について取り上げられていた。
最近、エビデンスだの、エシカルだの、ウェルビーイングだの、ジェンダーだのとやたらめったらカタカナが多く、出てくるたびに
「なんでしたっけ?」
とグーグル先生に聞いては、
「ふむふむ、そういうことね」
とその場では納得しているはずなのだが、1週間たってまた同じ言葉に出会うと、
「あれ、ニュアンスはわかるんだけどなんでしたっけ?」
と検索履歴が残っているグーグル先生に聞いて
「そうそう、そういうことでしたわね」
ということを繰り返しているときについ言ってしまうのが
「年だもんな~仕方ない」
とまあ、これは自分でいうから「エイジズム」ではないが、弟が私にあうたびにいう
「ねえちゃん、そろそろ年相応の恰好しろよな」とか
母親が
「あんたその年からそんなことやるの?」
こんな感じの年齢差別のことを「エキソシズム」というのだ。
セクシズム(性差別)やレイシズム(人種差別)と並ぶ差別問題のひとつなのだそう。
こうやって実際のシチュエーションとともに覚えたり、書いたりすると忘れないので、エキソシズムはがっつり覚えた。Noteありがとう!
超高齢化社会、健康寿命、独居老人、国内最長寿116歳おめでとう、国内の100歳以上が過去最高、100歳超えで働いている人数406人などなど、高齢関連ニュースは枚挙にいとまがない。
個人的にはここに書いたようにおじいちゃん、おばあちゃんは知恵の宝庫なので、知らない人でも気になることがあれば普通に話かける
仕事仲間で飲みに行って、永遠、上司部下の悪口をしゃべっているよりよっぽど楽しい。
40も過ぎてまあまあいい年になってきた自分自身もさまざまな経験をし、成功と失敗を繰り返し、あ、あんまり成功してないが、失敗をかてに知恵はたっぷりついた。
やれるかやれないかは別として、初めてのことにワクワクするタイプなので、かなりの確率で失敗するのだが、そこは笑顔で乗り切ってきた。
とはいえ、最近、よく言ってしまうのは
「年だから、仕方ない」
終電まで飲んだり、徹夜で原稿を仕上げたり、昨日の晩御飯忘れるくらい物忘れが激しかったり、毎朝鏡にうつるしわとシミをみてがっくりしたり、年齢とともに劣化するのは仕方がないのだが、ついつい言ってしまう。
それを相手にいったりはしないが、気だけでも若々しくいたいなと思いながらみていた。
NHKのインタビューに答えていた「エキソシズム」を世界に発信している女性の学者の方は、71歳だというのにしゃべり方といい、物腰といいとても若い。シルバーヘアで年齢は感じさせるが、やはり気持ちが若いからかその若さが内面からにじみ出ている。
美魔女とか、え~50歳に見えない!とか言われたい願望はないが、内面から出てくる若々しさ、これは見習いたい。
と、朝からいいもんみたなとみていると
「高齢者は何もできないといった否定的なステレオタイプでとらえられ~」
は!「ステレオタイプ」
中学のときに英語に目覚めたきっかけとなった「ステレオタイプ」、そしてビートルズの小麦パン。
とのってきたけど、急に睡魔がやってきたので続きはまた明日。
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いっぱしのエッセイストになった気分。毎日のアップを待っている読者は母親だけなのだが(笑)
今日も読んでくれてありがとう
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