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美酒王国・秋田の夏酒セレクト

秋田県といえば美人が連想されるなんともラッキーな秋田県。ちなみに秋田県出身というだけで、「お!秋田美人」と言われて調子のっているのがわたしである。

そんなわけで「美」を使ってもよい雰囲気があり、米どころ秋田は美酒王国なんてサイトも作っている。

昔はビール、サワー派で日本酒を飲むことはほぼなかったのだが、年とるごとに夏は冷、冬は熱燗で飲むのが夜の楽しみになってきた。

帰省時の楽しみは秋田限定、期間限定の日本酒探し。ネットでは手に入らない希少なお酒が県内の酒屋には置いてある。今回の帰省でいただいた限定酒まとめ。と書くとカッコいいが、単に備忘録。自慢(笑)。

1.角右衛門 純米吟醸 夏酒 荒責混和 しろくまボトル


この清涼感あふれるしろくまボトル。冷え冷えの南極の海を気持ちよさそうに泳いでいるようなしろくまをみている気分になる。

ボトルに注ぐと華やかなフルーティーな香りがふわり。その香りと同様、ほんのり甘く、豊かな旨味がある。最後はほどよい苦味のキレがありボトルだけでなく飲み口も清涼感抜群。

2.ゆきの美人 貴醸酒 活性にごり

秋田らしいドストレートな名前のゆきの美人。
しぼりたての生の貴醸酒を瓶内発酵させた活性にごり生酒。
注ぐと御覧のとおりのにごり。貴醸酒ならではのとろみと甘味がす~っと喉をとおり、微発泡の泡がほんのり口の中を刺激する。
わたしはどちらかというと辛口派なので、食後のデザート感覚で飲ませていただいた。

3.純米吟醸酒「雄和 下黒瀬」


もはや全国区と言っても過言ではない「雪の茅舎」の醸造元が製造している日本酒。3月ころまでは生酒を、今時期は火入れされたものが販売されている。

秋田市雄和下黒瀬地区で作られているお酒で、酒造好適米「秋田酒こまち」も地元産、ラベルの文字も地元の書道教室を開いている先生の手なるもの。「やまはげ」とはこの地区の民俗行事。なまはげと同じようなものである。

こういう地元愛強いのにとても弱い。地元の人が力をあわせて作ったお酒は夏らしくやはりフルーティー。キリッとした飲み口がお好みであれば、冷え冷えで、フルーティーに甘く楽しみたいなら冷蔵庫から出して少し常温にしておくと、甘さが増すような気がする。

3.大納川 限定ささにごり生


山内杜氏伝統の秋田寒仕込みで醸される大納川。
この日本酒も特有のフルーティーな香りが魅力。微発泡のプチプチした飲み口も夏にぴったりで軽やか。なのに後味はどっしりとした質感がある。湯沢市にある稲住温泉のラウンジで初めて出会ってからのお気に入り。

いつも帰省したときに立ち寄る菅久商店で偶然発見、しかも残り1本!いつも限定●本の大納川だから、いや~よくぞ出会ってくれましたともちろん即買い。

お盆期間中、ちょびちょびと・・・と書きたかったが、刺身が出てしまい、お父さんと飲み切り、いい気分で眠りについた。

2024年の夏酒もおいしいラインナップだった秋田美酒。

次の帰省は初しぼりかな~。


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ゆきんこ
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