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たこ焼き機の妙
ご当地あるあるをランキングで紹介していた番組があった。
秋田県であれば・・・
・昔、運動会にはババヘラアイスがきていた
・なべっこ遠足がある
・たけやぱんのアベックトーストが人気
などなど、それな!というものもあれば
・秋田県人は納豆に砂糖をいれる
といった、そんなのやったことないぞというないないネタもあった。
大阪でいえば・・・
・みんなヒョウ柄を持っている(←持ってない)
・一家に一台たこやき機を持っている(←持ってない)
ヒョウ柄はないとして、たこやき機は持っていると思っていた。1週間に1回はたこ焼きをやっていると思っていた。しかし・・・
「昔はあったけど、今はないな。外で食べたほうが楽だし」
「タコの噛み切れない感じが嫌いだし」
とタコが嫌いな人もいた。当たり前か。
たこ焼き機を持っている確率は高いが、一家に一台はなかった。
しかも、大阪にきたら間違いなくタコパに誘われるだろうと、誘われるのを待っていたのだが、そもそもホームパーティーを企画してくれるシャレた女子が周りにいない。やりたい!と言っても
「たこ焼き機ないし、そもそもタコパなんて女子大生時代以来やってないけど。めんどくさいし、ふつーに飲みに行こう。いや、待て、たこ焼きある居酒屋ってあるのか。つまみがたこ焼きだけだと寂しいな」
という始末。
大阪でタコパをやってもらうのが夢だったのに・・・と時がたつこと十数年。ようやっとタコパに誘われた。というか強引にいれてもらった。子どもたちがタコパをやるんだよね~という話を聞いて、食べたい!やりたい!と言ってみた。参加するというよりも手伝うという名目で仲間にいれてもらったのだ。
いろんな具材をいれるのが楽しいと聞いていたが、ほんとにいろいろあった。タコはもちろん、天かす、紅ショウガ、チーズ、ウィンナー、ツナ、コーン、キムチなどなどなんでもござれ。
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もちろん作るのも楽しい。なみなみに生地をいれあと、具材をたっぷりトッピング。丸いところに入るように生地を寄せていき、くるっと回す。難しいかなと思ったが、生地を中に寄せていき、だましだましはじっこからせめていくと、くるっと回る。だんだん面白いくらいくるくる回るようになると、これが楽しくて仕方ない。
![](https://assets.st-note.com/img/1726491425-Xia1cf03JPWpynx8YzuRbleD.jpg?width=1200)
食べるのも楽しいし、焼くのも楽しい。
子どもたちのお気に入りは「たこせん」。うすいえびせんべいにたこ焼きを挟むだけのシンプルおやつなのだが、えびせんの塩加減がたこ焼きに絶妙にあう。後半はたこせんを3連発で食べて、バリバリと心地いい音をたてながら子供たちと一緒に食べていた。
たこ焼きはスイーツというより、小腹満たしのおやつ感覚のほうがイメージしやすいのだが、タコパではスイーツも登場。生地はたこ焼きと同じものだが、中にチョコレートやマシュマロをいれると、あっという間にスイーツの出来上がり。
ちなみにチーズだけいれて外側を焦がし、中をとろけさせる技も。
たこ焼き機、やり方次第ではまだまだ面白いものが作れそうな気がする。欲しい、家で作りたい。が、きっと一人ではやらないので、また誰かに誘ってもらいたい。
ネタは頭の中にたんまりあります。
・ホットケーキミクスでベビーカステラ作り
・一口サイズアヒージョ
・一口サイズ焼きおにぎり
と一人でアイデアを書きながらニタニタしていたが、試しに
「たこ焼き機 レシピ」
と検索したらとっくに世に広まっていた。
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