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避難したから出会えた集落のお味噌作り

手帳持ちの娘は、少し咳き込んでいたけれど、先週末の3日間、以前住んでいた岡山の集落で、米麹から仕込んでお味噌作りをしてきました😋

311の影響で私たちが母子避難した先の岡山の集落では、昔から集落でお味噌を作っており、共同調理場がある。1月から2月にかけて、そこで順番でみんなでお味噌を作る。北関東にいた時も友人とお味噌作りはしていたが、米麹は麹屋さんで購入して、大豆を煮て潰して混ぜていた。でもここでは、米麹から自分達で作れる。これはなかなかの魅力♪

米麹。お米の粒の周りがフカフカしてるのが、麹が元気に育った様子😊

農家さんは自分のところのお米と大豆でお味噌を作る。なんという贅沢だろう。しかも、お味噌は大豆で作ると信じていたが、農家のお母さん達が使うお豆は、贅沢な黒豆だったり、渋い光を放つ茶色のお豆だったり、翡翠のようにピカピカ光る緑色のお豆だったり。また、デトックス作用のある刀豆を加えたり。煮る前にお豆は一晩水に浸けるのだが、その樽の中で光るお豆の美しさと言ったら!もう、宝石のよう✨️

…ということで、今年もお仲間に入れていただいてきた。本当はお味噌作りの工程を写真で撮ってnoteに載せたかった。が、味噌作りは共同作業で、司令塔となる友人がピシパシ指示を飛ばしてくるので、写真を撮る隙がなかったのが残念。この友人も避難ママの一人なのだが、彼女は岡山のこの地に根付いて米作りもしていたり、集落の味噌作りに関してはすでに中枢人物となっており、この地域の主的存在で“村の人より、村の人”っぽくなっている。

米麹を発酵させるマシーン。彼女が“村の人より…”の人(笑)
共同作業風景

そして、娘とともに米麹9キロと、仕込んできました!お味噌30キロ〜!

今、お味噌は、大阪の我が家の冷え冷えした廊下で粗熱をとっている。明日にはお味噌が空気に触れないようにラップをしたりする最後の仕上げをする。米麹は、早速甘酒にして楽しんだ。お砂糖を入れていないのにこの甘さ!まろやかでとってもおいしい😋それでも、米麹9キロはなかなかの量なので、これから塩麹やお醤油麹、玉ねぎ麹などを作っていく。楽しみ楽しみ♪

さて、娘ですが咳き込んでいるので花梨茶を飲んでいます。

コロンとしたフォルムと美しい黄色。そして甘い良い香りのする花梨
花梨茶にするとこんな綺麗な赤色になります😊

花梨をお砂糖と煮込んで作る花梨茶。食べ物の好き嫌いが激しい娘も、薬を飲むのが下手くそな息子も、「花梨茶は美味しい😋」と飲んでくれるので、北関東にいた時から作っている。我が家の越冬には欠かせない。咳くらいなら、だいたいこれを飲んでいれば治る。

さて。甘酒飲みながら、塩麹でも作りましょうかね♪


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