鼻炎あれこれ
寒暖差による鼻炎に乗っ取られた数日だった。
今回はティッシュ2箱にお世話になった。
季節の変わり目にはいつも鼻炎になり、その度に健康管理をちゃんとしようと思って何かを始めるのだけど、芳しい効果は得られずにきている。
それにしても、鼻炎になるとなぜあんなにも何も出来なくなるのか。
鼻をかむだけでグッタリして一日が終わる。
鼻炎という大義名分を得た気分で、朝から布団でホクホクしながらのんびり過ごそうと本や漫画を用意してもぐり込んだけれど、とめどなく流れ出てくる鼻水と格闘していたら寝落ちして、目が覚めたら夜になっていた。
何だか自分に心底がっくりきた。
いい加減、ちゃんと、対策を、取らねば、ね。
自分に噛んで含めるように言う自分と、うな垂れながら聞く自分を同時に感じながら、ものすごく情けなかった。
けれど、何がそこまでなのかボーっとした頭では分からなかった。
そして回復して少しずつ見えてきた。
鼻炎の対策をちゃんと取らないのも、鼻炎が大義名分なのも、今まではそれを必要としていたしそれに助けられてきたのでよい。
仮病も本当の体調不良もどちらも理由に使ってきたし、これからも自分に必要な範囲で使っていくつもりだ。
でももう、寒暖差による鼻炎は私には必要ではないのだ。
ダメージがメリットを上回り始めたということなのかなと思ったとき、私はそこまでメリットを感じていたのかと初めて気づいた。
これからいろいろこういう事を見直していこう。
充実感、試行錯誤、心が震える喜び、自分主体、時間がいくらあっても足りない感覚、心地よい疲労感、達成感、罪悪感、遠慮、自信のなさ、自分を抑えること、人に負担をかけないこと、羨ましいと思うこと、羨ましいと思われることの恐怖。
生き方を変えていくと、こういう風にいろんな事が変わっていくのだろうな。
まだまだボーッとしているゆえの、剥き出しの感じそのままに綴っておこうと思う。