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自分の真実と一体になる

初めて打ち明けますが、実は今年に入ってからずっと、真っ暗なトンネルの中から抜け出せないような絶望感でつらい精神状態が続いていました。きっかけは、昨年末から立て続けに体調を崩し、回復したと思ってもまたぶり返しということがあり、それに伴って気持ちも一緒に落ち込んでいきました。

なんとか気持ちを立て直そうとすればするほど言う事を聞かない身体と心に焦り、疲れ果てていました。

同時にこんなふうにも思いました。表層に現れている症状をなんとかすることではなく、もっと根っこの部分と向き合うことが今必要なのではないかと。

それから徹底的に自分と対話する日々が始まり、その産物としてこのnoteの記事を書いています。そしてようやくひとつの答えに行き当たりました。

以前書いたこの記事

この中にある、「自分の魂が本当に望んでいること」を私は見失っていました。魂の目的とは、それが叶うことで自分だけではなく、「他者」も「全体」も癒され、バラバラなものをひとつにまとめてくれるものでもあります。

私を知っている人は、私には幾つもの肩書きがあることを知っています。でもそれは私にとっては全く重要なことではありませんでした。

わかりやすい例えで説明すると、私という人間の完成形を焼き鳥に例えると、音楽、ヨガ、潜在意識、演技、文章を書くことなどがひとつひとつの肉だとします。これを繋げる為には串が必要ですよね。この串が「自分の魂が本当に望むこと」であり、中心軸です。この串がなければ肉はバラバラのままどこかに行ってしまうし、焼き鳥は完成しません。その串とは私にとって「自分の真実を表に出して生き、それに共鳴して欲しい」だったのです。

でも同時に自分の真実を表に出して生きることなんて絶対に無理なのだという諦めとともに、その願いを無いことにしてしまっていた。

そこに辿り着くまでは、その串が何なのかもわからず苦しんでいたし、焼き鳥を作る上で必要のないひとつひとつの肉の意味を必死に考えていました。

その答えに辿り着いてから「自分の中心にある真実を表に出して、それに共鳴して欲しい」という自分として生きると決意し、少しずつ自分の真実を表に出して生きることを自分に認めていくと、本当に不思議なくらい心も身体も楽になり、もはやひとつひとつの肉の意味を考えることもしなくなりました。

大切なのは、何をしている自分かではなく、どんな在り方の自分として生きるのか、なのだと思います。

あなたを焼き鳥に例えたとき、ひとつひとつの肉はなんですか?そしてそれをまとめる中心軸である串は何ですか?そんな視点から自分を見つめ直してみると、新たな発見があるかもしれません。

中條有紀Instagram

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