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実名アカ、子どものプライバシーが気になって何も書けない問題

8歳と6歳の息子がいる。彼らについて、書きたいことが山ほどある。最近だと、歯列矯正の話とか、吃音(きつおん)のこと、スクールカウンセリングのこと。子育ては私の生活の大部分を占めているから、悩みや感情がつぎつぎと押しよせてくる。

だけど、息子たちが成長するにつれて子育ての話を気軽に書けなくなってきた。

私が実名(旧姓ではあるけど)で活動しているから、彼らがパソコンを扱うようになったら私のnoteを見つけるかもしれないし、息子たちの友人が、「おまえの母ちゃん、なんか書いてるぞ!」とおもしろ半分で読むかもしれない。そのとき、息子たちがいやがったり、noteの内容が原因でばかにされたりしたら? そう思うと、いろいろ書けなくなってしまったのだ。

あたりさわりのないテーマだけ書く方法もあるけど、最近書いてみたいなと思うテーマがデリケートなものばかり。

しかも、せっかくならちゃんと書きたい(歯列矯正の話なら器具や歯の写真をいれるとか、吃音なら各年齢でどうだったのかとか)という謎の完璧主義もてつだって、もう何も書けなくなってしまった。

こんなとき、実名で活動していることをもどかしく思う。

匿名なら、子育てのことも夫婦関係の悩みも、思うぞんぶん書けるのに。両親や夫が私のアカウントを知っていて、いつでも読む可能性があるのも正直ちょっとつらい。子育ての話には、両親や夫がどうしても出てきてしまうから。

それなら、匿名アカウントを別につくって発信したらどうだろう? とも思うが、最初はフォロワーさんがいない、だれにも読んでもらえない状態なのかぁ……と思うと重い腰があがらない。それにせっかく書くなら、周囲の方々やクライアントにも「原さん、今こんな感じなんだな〜」と見てもらいたい。複雑である。

だから今、書きたいことが溜まってもやもやしている。脳みそがあふれかえりそう。

子どものプライバシーも家族に見られることも、なーんにも気にせず書いていいのなら、秒で何記事も書けそうなのに。

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原由希奈
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