#125 値引き商品購入の是非からみる深い話
値引き、○○%OFF、セール、期間限定…
どれも魅力的な言葉ですよね
私はたまに夕方の半額のお惣菜を大量に購入して贅沢するのが楽しみなんです♪
これだけ買って爆食いしても外食するより全然安いし、食事前後の手間賃を考えればかなりお得です。
昔、帰り道のスーパーで寿司コーナーで値引き商品をチェックするのが息抜きになっているときに
「先生、俺のバイト先でよく寿司見てますよね」
って言われてめっちゃ恥ずかしかったのを思い出しました。。。
公立の教員時代は色々あったなぁ
SNSもコソコソとしかやってなかったし、トラブルも…
話を戻しますが、
皆さんは値引き商品購入についてどう思いますか?
賛成意見としては
食品廃棄ロス
安く購入できる
購入時間の分散
等でしょうか
反対意見だと
通常価格で売れなくなる
購入データが取りにくい
値引きの手間がかかる
そもそも数量を少なくすればいい
商品に振り回されている
といった所ですね
(私はこんなもんしか思いつきません)
もう少し解説します。
モノは予め需要見込みを考えて事前に生産量を決めて作られます。
なので、その商品が買われようが捨てられようが材料を使用した事実は変わりません。
だからこそ、使わないと(食べないと)資源も労力も勿体ないんです。
でも、そもそも「勿体ない」が生まれるってことは作りすぎているからですよね?
だったら、売れ残って値引きになっているものは買わなくて廃棄になった方が作り手も
「こりゃいかん、少なくしなくては」
となるわけです。
値引きが買われ続けることで、造り手側も
「まぁ何とかなってる」となり
買い手も「値引きで有難い」ってなるわけです。
実際の所、店側は売り切れてしまい在庫がない状態の機会損失の方が作りすぎて廃棄する損失より多い場合が殆どです。
最近問題となっている
「豊かさを求めすぎてモノが溢れている」仕組みの1つがこれですね。
一番ロスがないのは受注生産です。
だから絵本巻きやクリスマスケーキのようなイベントものは年々予約制度が増えているわけです。
ただ、受注生産をする労力がかかるのでその分の手間賃もかかります。日用品や毎日消費するものは、どうしても受注生産しきれません。
有名な話では衣服です。
確か「日本流行色協会」っていう所が2年くらい前から流行色を決めて、それに合わせてその色の繊維が用意され、頑張って来るべきシーズンで販売する。
そうしないと材料と生産が追いつかないんだとか
私は販売店で働いた経験が少ないので、詳しいことは分かりませんが、店側からすると購入してもらうために日々苦労をしており、値引き商品をつくることは結構厄介なことなんだと思います。
では、消費者はどうすればいいのか?
値引き商品は上手に使いこなしていきたいですね!
中には値引きに取り憑かれている人もいます。(私です)
あのスーパーやコンビニでは何時から何割値引きされるかをチェックして、それに合わせて買い物をする。
シーズン終盤の大売出しで購入して、そのまま忘れ去ってしまう。
基準が値引きになっているので、通常のモノが買えなくなっている。
本来モノで豊かになるはずが、モノによって行動を支配されてしまう。
まぁそういう社会に生きている弱い生き物が私なので、ミーハーで思うように操られていても別にいいんですけど~
(と開き直る)
自分がいいならイイ。
これにつきますが、色々な角度からモノをみると、選択肢が変わってくるかもしれません
というお話でした。
結論的には
私は、値引き商品が好きだぁ!!!
だけど本当に欲しいモノかはよく考えて、買うときはその商品に一票投じているつもりで買うのだ
なにごとも「ちょうどいい」を考えて程よく着地できたらいいですね!
今日も心のままに☆