記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ラブ・イズ・ブラインドJAPANの感想

※ネタバレあり※

テーマが面白い。

「恋は盲目」というが、互いの顔を知らずに恋に落ち婚約までしたカップルは、初対面を果たした後も変わらぬ愛を貫けるのか。

普通の恋愛なら、お互い容姿をみた上で気に入った相手と仲を深めて・・・となるけれど、この番組ではPODSと呼ばれる個室の壁で遮られて、相手の姿は見えない。手がかりは声と、会話のみ。

お互いに気持ちを固めたら婚約(!)し、そこで初めて対面し、40日後には結婚(!!!)するという。


まさに実験。

元々はアメリカのNETFLIX番組でやってたみたい。

2022年2月8日に#1~#5までが配信された。

早速#5までを一気見した現時点での私の感想。

先が、全くみえない。


確かに相手の容姿にこだわりすぎると長期的にはうまくいかないカップルもいるだろうから、出会いの形としてはアリなのかな。

PODSでは会話からうかがえるキャラクターに比重をおいて相手をみることができる。

10日間という限られた期間の中で、限られた人数の男女が互いを見極めて選ぶからこそ、普通の恋愛なら表面的なところで終わる出会いを、深めることができる。

「これだけは譲れないことって何ですか?」と聞く料理好きなモトミに対して、「俺は料理はほぼしない、炊事場には立たない」「引っ張っていきたいから、俺は外で頑張るから相手には家で待っててほしい」と語る九州男児アツシ。

今どきの若い女性にはこれは難しいやろな・・・まあ初めからそういうのハッキリ言ってくれるのはいいけど。

これでモトミにとってはアツシは選考外に。


けど、PODSの中だけで展開する会話や相手をみることのできる範囲って、結構狭いよね・・・しかも特殊な状況だから、みんな「自分が選ばれたい!」って極限状態じゃん。

第5話では婚約が成立したカップルたちがバカンスを楽しむんだけど、やっぱりそこからが本番。

明らかに相手の容姿に戸惑っているのが、ミドリとモトミ。

ミドリは「勝手に塩顔のイメージだった、全然違った」「もし街で声かけられてたとしたら、ついていってないと思う」と。正直だね!でもサバサバしてて好き。

モトミは対面するなり苦笑してるし、後ずさってるし。リョウタロウに「びびってる?」と言われてる。その後のバカンスでも前半はぎこちない。けどそれをお互いはっきり口にしあってたのはむしろいい兆候なのかな?


ちなみに推しカップルは、モリ&ミナミペアと、オダッチ&ナナコペア!

モリのプロポーズシーンは他のどのカップルより素敵だった、意外にロマンチストなのね笑  出自や家庭環境で共通項をもって共感していた二人なので、勝手な要望ながらうまくいってほしい。

オダッチは価値観がはっきりしててかっこいい。しかし余計なお世話なのは重々承知として(今更)、お笑い芸人と、現在無職のペアというのは夢があるのかないのか。

あとは、バカンスまで進んだからこそPODSでのやりとりだけではわからない一面が見えた、ミズキ&プリア。第5話の最後で、別カップルとのダブルデートディナー中に、「一番高いワインください」とオーダーするミズキ。もう、そこからのプリアの表情がこわばるこわばる。「見栄なんてはるのやめなよ」とインタビューで語る。

容姿だけじゃなくて、外でどんな態度とるか、どんな行動を選択するかはさすがに直接会っていろんなところに行かないとわからないね。こればっかりはブラインド云々の話ではないんでないか。


あとちょっと気になるのはアヤノ。女子同士でカラッと話してる彼女のほうが好きかな。わざとらしくなくて。

対男性のアヤノは、なんか表面的に仮面かぶってる感じがしてあまり好きじゃない。そんなアヤノとくっついたシュンタロウは、どうなっていくんだろう。なんか今のところカップルというより、父娘みたいに見えちゃうんだが。


あと全く関係ないけどユウダイ20代前半なのに慣れすぎてて怖くないか。女転がしてるやん。けど順当にナナと結婚しそうだと予想。


第5話最後の次回予告では、同棲を開始したカップルたちの波乱が・・・

ただでさえ恋愛→結婚はでこぼこ道だけど、”心のつながり”から始まった関係はさらに深まっていくのか、あるいは破局してしまうのか。

来週の配信も楽しみ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?