見出し画像

【詩】砂糖は溶けて、無情は蔓延る

友情は砕かれた氷砂糖のように
寝かしつけられた果物酒の中に

(私の寂寞は、日の出に明け渡した)

いつの光を浴びて
氷の中にそそがれる
その味に何を思い出す

僅かながらの心残りも
今夜のひとくちに消えて

薄情な心は明日に向かう

今年の果物酒も深く眠る


-----------

▫️Kindle販売中

2024年発刊
『つかれた、ワンルームの海』
https://amzn.asia/d/bHlBWow

2022年発刊
『さようなら社会人。』
https://amzn.asia/d/c81V9eP

『詩を書くように生きられたのなら』
https://amzn.asia/d/2fj4M8a

⭐︎Kindle Unlimitedの方は無料⭐︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?