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【詩】季節に消えゆく影法師

季節になびくのは、
幽霊になった記憶、
秋の終わりには
枯葉に混ざり
雪を待たず
煙になる

あかね色、
記憶と
思い出
その違い、

季節の境目に咽び泣くのは、
枯葉がよく燃えてゆくから、
煙とともに、私を置いてゆくから


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