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【詩】参観日
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亡きなにがしかのためには踊らない
いつも体育館のすみにすわっている
みんなの声はいつも白くなっていく
煙のような先生の声がひびく
水道の蛇口をしめたことがない
みんなが飲む水が美味しいわけがない
どこにもかからない音楽だけが
放送室にかさねられている
誰かが図書室で回っている
不思議の数は7つじゃ足りない
職員室 沈黙のまま息の仕方をわすれる
わたしにだけ聞こえる音楽が下校時刻を知らせる
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