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【詩】美術にひれ伏す心

綺麗を集めて踏みつけて破片にしたら
美を集めた層の一番下で眠っていたい
何も許してもらえないとしても
美の破片に切り刻まれてみたい
何も許してもらえないとしても
美術の時間は、
永遠の眠りと覚めない夢を求めたい

子供の頃からお姫様に憧れるよりも
子供の目からお姫様を愛でていたかった
仮想の王国を飛行機が通り過ぎる
飛行機雲は砂金を含んでいる
不器用な私の粘土像が笑われている頃
私の心は既に美へ謁見していた



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