【詩】流れて沈んで
目を細めてつくる朧月
涙が天の川になれたのなら
私の霊魂の行く末を知れた
綺麗に泣けたことなど
今世にあっただろうか
こめかみの痛みの続く真夜中
私を置いて鳴いていて秋の虫
私が消えてしまえるのならば
早まる日没すらもありがたかった
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