【詩】木枯らしの嘆息
かつての激情は大地に降り
もう空を覆うことすら出来なくなり
私の言葉の意味は空気と変わりなく
それを空虚と言うだけの熱情も失せ
ただ、濡れた大地と晴々とした天幕
さみしい、その四つの音に
さみしい、その意味がのらない
さみしい、真実であるのに透明
私は一人になる、それを許さない世間と
もう何も交わす言葉も持たないまま、
許されたい気持ちを引きずりながら、
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