
可能性は決めつけでなく作りだすもの
「実は言ってなかったんですが、一回大きな相談所、行ったんです。 そうしたらあなたは無理ですって言われたんです」
先日小田急線の小さな駅に隣接するカフェでその人は言いました。
50代を前にして、バツイチで、でも親しみやすい笑顔が
とっても人懐っこい男性です。
「自分は親に心配かけちゃって、最近は仲良くってね。」
バッグから取り出してくれた一枚の写真。
一緒に出掛けた思い出の写真。
商社マンの優秀な父親、いつも支えていた控えめな母親。
転勤も多くいくつかの街にかつて住んでいらしたようで
「自分は地方の人と人との交流が好きなんですよ。」
そうですよね、私も田舎育ちだからわかります^^
「結婚は同居して10か月も一緒にいたかなあ・・」
元奥様が結婚後精神的に不安定な方で暴力もあってお別れしたそうでした。
「子供が欲しいんですが、まあ無理かもしれないですが
これからの人生をひとりでいるのもね、結婚したいですね。」
プロフィール写真も同行して
ひょうひょうとして面白い方で周りを笑わせるのは得意です(笑)
活動開始したらあっという間に申し込みが殺到しました。
今は3人の女性と仮交際中です。
その交際のフォローをするためにカフェでお話した時に
ふと出たのが冒頭のお話でした。
「そこに行ったら、あなたは年収も年齢も難しいですよってね、
まあそうだよなとは思ったんですけどね」
そう思うのですか?
「結構おおきなとこだったんで、選んでるって感じですよね」
なんで無理とか勝手に人の可能性を決めるのでしょう・・・
なんだかやる気がメラメラ燃えてきました(笑)
そうお話したらぷっと笑っていました。
相談所に行くまでも長い時間を使って、迷い、悩み
訪ねて来て下さった方々に今までたくさんお会いして来ました。
晩婚化、また年間婚姻数の4人に1人が再婚である現在、
誰でもいくつになっても結婚の可能性はあるのです。
可能性は人が決めるのでなく自分が決めて自分が行動する。
そんなあなたに、必ず伴走者はいます。
無理ですという言葉はプロではありません。
自分自身にもそう言い続けています。