病気・怪我の最大のリスクヘッジは自分のことのように愛せる人を見つけて、自意識を広げることなんじゃないかな。
先ほど宇宙兄弟を見ている時に思った。
ネタバレを含むのでアニメ第63話まで見ていない人はこれ以上読み進めないことを勧めます。
アニメでは金子シャロン博士がALSになります。
シャロン博士がムッタ、ヒビト、セリカさんと診察室に入った時に僕はタイトルのようなことを思った。
シャロン博士の発症したALS(筋萎縮性側索硬化症)は簡単にいうと身体の筋肉が衰えて、動けなくなる進行性の難病だ。
シャロン博士は多分とてもショックを受けて今後辛い思いをする。
だけど、自分の子供のように可愛がったムッタ、ヒビトがいることでたとえ身体が動かなくなっても彼らの喜怒哀楽や人生の浮き沈みを自分ごとのように捉えられて、シャロン先生の心の中では能動的なイベントが起き続けるのではないかと思った。
セリカさんのお父さんが娘の日記を楽しみにしているように、僕が祖父が脳梗塞で倒れた時に毎日のことを報告しに行っていたようにたとえ自分の体を動かして味わえなくても、自分と同じくらい愛している人の人生の出来事を自分のものとして捉えることができればその人生で能動的なイベントは起き続ける。
人の人生はいつどう転ぶかわからない。いつ病気、怪我等で身体の自由がなくなるかわからない。
だから、最大のリスクヘッジは自分の身体が動かなくなったとしても、自分の人生として熱中できる大切な人がいる、強いては自己意識を広げることなんじゃないかな。
と思ったのでした。
追伸
ALSや類する難病にかかったことのない僕の意見ですので、実際にはわかりません。気分を害した方がいたらすみません。