イノベーション 〜その9〜
今日で使えるイノベーションは最後!
《重いを軽いに》
これも沢山あります。
まず思い付いたのは「靴」ですね。
昨年の誕生日にランニングシューズを頂いたのですが、その軽さに感動しました。
まるでスポンジを履いてるような軽さですが、クッション性も良くソールは反発するような感じで足が軽快に前へ出ます。
「いや〜これは朝ランしたくなるな」とか思いましたが、今も特に朝ランとかしてません。笑
(シューズは履かせてもらってますよ)
他にはノートパソコン。
これもどんどん薄く軽くなってきましたよね。
数年前のノートパソコンが引っ越しの時に見つかったのですが「こんなに重いのよく毎日持ち歩いてたなぁ…」と驚きました。
車の重量も随分軽くなってます。
10年前に比べてガソリンは随分高くなり、不景気もあいまって低燃費車が全盛になり、重厚感よりも軽くて速くて燃費のいい車が好まれるようになりました。
実は、車の軽量化は恐ろしい速度で進化していて、その為の複合材料の開発は自動車業界の競争に欠かせない分野となっています。
軽さと強度を兼ね備えつつも、加工がしやすくコストが安い…そんな夢の材料が今この瞬間も研究されているのです。
素人の私からすれば軽さと強度は反比例するように感じます。
でもこれを両立させることが可能になればなるほど、沢山の商品がイノベーション的進化を遂げるのです。
・片手でワンタッチ開閉するベビーカー
・氷を入れなくていい軽いクーラーボックス
・自動で組み上がるテント
・人を乗せて飛べるドローン
そんな夢のような商品が実用化するのも、この軽量化のイノベーションによって現実となってきています。
さて、数回に渡り『イノベーション』について様々な切り口を書いてみましたが「イノベーションというのは革新的な新しいものを作り出すだけでなく、ちょっとした工夫でも起こせる」ということをご理解いただけたのではないでしょうか?
慣れてしまって当たり前になっている事や物に、イノベーションの余地を見出してみるのも面白いかもしれませんね。