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チラシや看板の注意点

チラシや看板に「情報を盛り込みすぎない」ことは、効果をアップする為の基本原則のひとつです。
※注 メニューの話ではない。

しかし、店主の多くは「お客様にお店を理解してもらう為には、情報を沢山お伝えした方がいい」と誤解して、メニューの内容を載せるだけ載せるという愚行に走りがちです。

まるでメニューそのものを配ってるようなチラシもありますよね 笑
その様な広告を、誰が歩きながらマジマジと見てくれるのでしょうか?

お店側としては、メニューの中でも売りだと思う部分を抜き出したつもりかもしれませんが、それでもお客様にとっては「情報過多」の場合が多いです。

チラシや看板は、単に「何を売っているか」をお客様に理解してもらう為にあるのではありません。

「何が売りの店なのか」「どれくらいの価格帯なのか」を一目で知ってもらう為にあるのです。

チラシや看板は一瞬の勝負!
「見てはくれても、読んではくれないもの」と認識しなければなりません!

チラシや看板にするのなら、多くて2〜3つ…美味しそうに見える写真があれば1つでも充分にアピールできます。
大切なのは「情報量」ではなく「印象値」です。

もし、あれもこれも載せてしまいたくなるのなら、それは自分の店の売りが自分でもわかっていない可能性が大!
チラシや看板で自信の一品を端的に示せないのなら、接客の時にお客様にオススメを聞かれても上手くアピールできていないのではないでしょうか?

実際にお客様が知りたい情報と、お店が伝えたい情報に温度差がある場合が多く見られます。

ほとんどの人は「売り」「サービス商品」「価格帯」あたりが知りたいのに、多くの情報でそれを(意図せず)ボヤかせてしまっているケースは少なくないのです。

チラシや看板を作成するのなら、まずは「売りは何か」「お客様は何を知りたがっているのか」を明確に理解しておく事がとても大事だと思います。
地域性などもありますのでしっかり分析してみてみてはどうでしょうか。

そしてインパクトのある構成とキャッチコピーでお客様の印象を鷲掴みにしましょう!

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