試着室が進化している
アパレルショップなどの試着室がどんどん進化しています。
なぜそんな事になっているのか…
それは「試着室が購買を決める大事な空間」であるからです。
ひと昔前までは、試着室というとプールの更衣室のような扱いでしかなかったのですが、近年では試着室の空間を大切にするショップが増えています。
ですので、売れているショップほど試着室が綺麗で特徴的です。
男性だと経験あるかもしれないのが、スーツ屋さんの「皮靴を履いているように見えるスリッパ」とかですね。
あるサッカーショップの鏡には、有名なスター選手の身長にラインが引いてあったり、原宿の「ぽっちゃりさん専用ショップ」では、試着室の空調が強めで、脱いだ服を置くのに屈まなくていいように棚が設置されてたりします。
なかには、服を脱いだ時に「爽やかな香りに包まれて下さい」とボディクリームを置いてある店まであるとか。
他にも、ブラジャーブランドの「ワンダーブラ」の試着室は、試着室にトランポリンを置いて、本当にズレないかをお客さんに試してもらっているそうです。
すごいですね〜
少し感動したのが新宿ルミネで見かけたキャッチコピー
「試着室で彼を思い出したら、それは本気の恋だと思う」
洋服を選ぶ時に思い出す人が彼だったら…
それは恋かもしれませんよという素敵なメッセージですね。
この様に、お客様が購買を決意する空間や場面にスポットを当てて、何がしかの工夫を加えるのはとても大事なことだと思います。
飲食店ではどうでしょうか?
今日は《お客様が購買を決意する瞬間》について考えてみるのもいいかもしれません。
大事な大事なことですよね。